episode 23 ページ23
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次の日の朝いつもと同じ時間に起きる
「ソクジン、おはよう。」
この時間にはもう朝ごはんを作るソクジンがいるはずなのにリビングはなんの音もしない。
「ソクジン?」
「ソクジーン?」
玄関には靴が無くて、でも部屋には一緒に買いに行った服などは置いてある
「あ、!ソクジンに電話」
焦ってかけた電話は現在使われておりませんの音声だけが響いてただひたすら立ち尽くすだけ
「……ソクジンどうして、、」
昨日までは一緒にいたのに突然いなくなるなんて
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ソクジンがいなくなってから半年が過ぎて
ラ『夏帆!新情報!!今度の合コンハイスペック男子ばかりよ!!』
「そうなんだ、」
ラ『……あんたまだジンくん引きずってんの?』
「そんなわけっ!」
ラ『嘘はやめて、顔に書いてあるよジンくんって』
ラ『気になるなら韓国いってみれば?』
「行かない、好きでもない男追いかける趣味はない」
あれから半年はソクジンのことばかりで頭がいっぱいだった。
ラ『大切な人はいなくなってから気付くって言うじゃない?』
ラ『そろそろ素直になっても良いでしょ。』
ラ『相手がいくら大物だからってそんなんで諦める恋なんてそれっぽっちの愛だったってことだからね、』
ラ『どうするの?韓国行くなら私も着いてくよ』
そう言ってラナから差し出されたのは韓国行きのチケット
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作者名:叶芽 | 作成日時:2019年11月4日 12時