ソクジンくんはペット【 JN 】 (ページ15)

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episode 15 ページ15

JIN side

気が付けば夏帆さんの後を追って最後に辿り着いたのがこの家

JN「け、決してストーカーした訳ではないよ！？」

「……私まだ何も言ってないけど自ら言うってことは自覚あるんだね、(笑)」

JN「ごめんなさい……」

「まあそれは良いとして、てことはいつか帰っちゃうんだよね……？」

大きな瞳で僕を見詰める彼女にクラっとした

JN「そうだね、いつかは帰らないと…」

「でも戻ってもソクジンはまた親に反対されて苦しくなるんじゃ、、」

一緒になって考えてくれる彼女に対して愛おしいなんて場違いな感情を抱いた

JN「その時はその時で考え…ます。」

「……それ、」

JN「え？」

「それ私が助けてあげられないかな？」

彼女の提案はぶっ飛んでた。まず見ず知らずの僕を家に入れてくれた時点で少し思ってたことだけど彼女はぶっ飛んでる(笑)

「私がソクジンの婚約相手のフリをしてあげる。」

JN「それ難しくないです、か？」

「難しいとか難しくないとかじゃないでしょ！あなたがアイドル続けたいって思ってるうちは私が何度でも助けてあげる！」

「この話にソクジンのアイドル人生賭ける？賭けない？どっち？」

真っ直ぐ見詰める彼女が余りにも真剣で負けた俺は

JN「……賭ける。」