撮影 ページ36
案内さるがままに着いていくと
そこは撮影所だと気づく
ジョンフンはすぐに衣装に着替えて撮影準備にかかり
私はスタジオの隅で撮影の様子を見るだけだった。
最初どうしてここに連れて来られたのかって思ってたけど
そんな疑問もいつの間にか消え
ジョンフンの普段見せない姿に釘づけになってた。
するとジョンフンはカメラマンに話しかけて相談しているようだった
しばらくしてジョンフンが側に寄ってくる
JH「一緒に撮ろう！」
――――は？
「なっ何言ってんの？ジョンフンの写真でしょ？」
JH「いいからっカメラマンさんにも了承得てるからっ」
ジョンフンは私の背中を押して撮影場所に向かう
「いやっ無理！絶対無理だって！」
JH「大丈夫だって。別に何かに載ったりするわけじゃないからさっただの記念撮影だと思えばいいよ」
「うぅ・・・」
渋々一緒に撮影する事になったけど
ジョンフンはちゃんとした衣装を着ているのに私なんか普段着だよ……
でもね
カメラマンさんがとってもおもしろい人で
すごく笑わせてくれるから順調に
二人が大笑いしてるとことか
ジョンフンと手を繋いでるとことか
喜怒哀楽の写真をいっぱい撮った
そうしていたらずっと観ていたスタイリストさんが女性用の衣装を持ってきた
スタイリスト「よかったらこれ着てみませんかー？」
「えっ…でも……」
ちらっとジョンフンの顔色を窺う
JH「ほらっ着替えてこいよ」
「イヒヒっはーい♪」
こういう機会めったにないもんね♪
JH「どういう笑いしてんだよっばかっ！」
それから私が衣装を着替えてスタイリストさんにメイクまでしてもらった
「うわぁ…、自分じゃないみたい…」
スタイリスト「スタイルもいいですしお肌も綺麗だからですよ。普段メイクとかなさらないんですか？」
「あははは…はい、忙しいし…」
スタイリスト「さぁ！行きましょう♪」
「はい♪」
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2014年1月4日 21時
