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選択 ページ32
家に帰るとすぐに心配してくれていた理沙に連絡した
するとすぐに彼女は家にやってきて散々怒られた
理沙「はぁ……っで？どうするの？」
「え？…」
理沙「気持ちの変化はあったの？」
「…わかんない」
理沙「あーもうっ！(怒)じゃぁ例えるわよ？！ジョンフンさんとバイト君が二人共崖から落ちそうになってるの!!
でも片方しか助ける事は出来ない！さぁどっちを助けるか！！」
「！そっそんなの決めれないよ…」
どっちかなんて決めれない
友人「いいから！例えなんだからっちょっと想像してみなって」
「――――……ｳﾝ」
目を瞑ってその場面を思い浮かべた
崖の上
私はしゃがみ込んでいて今にも落ちてしまいそうな場所にいる
必至に誰かを引っ張り上げようとしていた
私の手の先には…
彼の顔が映し出された瞬間に瞼を開けた
理沙「どっちなのか聞かないけどー助けた方がAにとって一番大切で失いたくない人なんじゃないかな？」
「………」
失いたく…ない…人
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2014年1月4日 21時
