John-hoon 君のそばに 1章 (ページ30)

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大阪めぐりページ30

それから海遊館を出る頃にはもう辺りは暗くなっていて
近くにある観覧車がライトアップされていた

その様子をジョンフンが観ている

嫌な予感が…

私は高いところが苦手なんだよ!!!

「ジョンフンっそろそろ帰る時間だよっ！ほらっ行こう」

JH「…いや、あれ乗ってから帰ろう」

「駄目！観覧車もたぶんもう休みたいって言ってるって～～～」

無茶苦茶な言い訳だな

私の言う事なんて無視して観覧車の中に乗り込んだ・・・

おかげで恐怖から無口になってしまう

JH「すっごい顔になってるぞー」

顔を見ながらニヤニヤしてるジョンフン・・・

徐に携帯を取り出すと

私の姿を撮っていた

「もう変な顔撮らないでよぉーーー」

JH「大丈夫大丈夫！可愛い顔してるからっははははっ」

ゴンドラが下に着いて降りる時には
足がガクガクになってた

「ちょっ…休憩しよ・・・」

近くのベンチに座った

JH「ククク…ッ、ジュース買ってきてやるよ。あっ今度またここ来たら乗ろうな？」

「いじわる！！」

JH「あはははっ」

そう言って少し離れた場所にある自販機に買いに行った

でもなかなか戻ってこない・・・

辺りを探しに行くと

「ぁ………」

ジョンフンはファンに見つかって囲まれていた