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気持ち ページ28
ジョンフンは私に気づいた瞬間
足場の悪い砂浜を必死に走って駆け寄り腕を掴んだ
JH『待って！…ごめんっ…俺の話を聴いて!!』
聞きたくない
「……っ」
ジョンフンに掴まれている場所が熱い…
JH『好きだと言ったのはAに対して想っていた気持ちだ。Aの事が好きだよ
俳優や歌手としてのJohn-hoonじゃなく
素の自分(キム・ジョンフン)を見てくれるのは家族以外Aしかいなかった…
だから日本でAに出会った時すごく嬉しかった…
Aが苦しんでる時、側で守ってやりたいって思った……』
「!!……ッ」
ジョンフンの顔を見る事が出来なかった
涙で顔がぐちゃぐちゃだったから…
ほんとは私も気付いてた…ジョンフンの事が好きだという自分の気持ちに…
でもジョンフンとの世界の違いに叶わぬ恋と勝手に決めつけて
自分でジョンフンの間に壁を作ってた
今の関係のままでいい
普通に話せるだけでいいってただそう思ってた
でもそのせいでジョンフンまで苦しめる事になってたなんて…
JH「…A」
ジョンフンが体を寄せてきて
そのまま抱きしめられるかたちとなった
JH『――ごめん…』
結局自分の気持ちを言葉にして伝えれなかった
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2014年1月4日 21時
