John-hoon 君のそばに 1章 (ページ23)

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今は無理ページ23

そして私は朝から憂鬱だった
あれから一睡も出来なかった…
学校に行っても集中できないし

昼を過ぎてから理沙が食堂にやってきて、私の顔を見て驚いていた

理沙「どうしたの！！？その顔っ！」

「一睡も出来なかったんだもん…」

理沙「もう…もう少し気楽に考えなって…ほらっこれ着ておいでっ」

そしてトイレで着替えを済ませて戻ってくると

理沙「よしピッタリだね、じゃぁ次っ！後ろ向いて！」

理沙は私の髪を結ってくれてメイクまでしてくれた

「はぁ・・・・」

大学の門近くでｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞしてしまう

友人「ほらっ！行っておいで！時間遅れるでしょ？！」

「…うん行ってくる」

気合いを入れていざ外へ出ると、すぐに声をかけられ
さっき入れた気合いは一瞬にしてどこかへ消えてしまった

「えっ…なんで」

大学の外に立っていたのはなんとジョンフンだった

JH「あのさ…」

昨日の出来事を思い出してしまい
変に意識してテンパってしまう

「あっ…いっ今からデートなんだ！・・・・だからっ・・・ごめっ・・・・・」

逃げるようにジョンフンの側から去ってしまった

JH「――A…」