John-hoon 君のそばに 1章 (ページ17)

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音信不通ページ17

そんなある日、突然大学に理沙がやってきた

理沙「A！もうぅ！電話出なさいよ！！心配するでしょ？！」

理沙が怖い顔をしながら近づいてくるので思わず後退りする

「あ・・・・・・・・・・・そいえば最近携帯見てなかった・・・・えっと」

カバンの中身を確認する………

……

持ってきてもなかった

「あはっ…もってきてないや」

理沙「もうなにやってんのよ！何かあったんじゃないかってすっごい心配したんだからね！？今度からちゃんと携帯持ってなさいよ？！分かった？」

「…はい…すいません…」

すっかりバイトに夢中で音信不通状態だった

また怒られるのは嫌だから、バイトに行く前に携帯を取りに家に帰った

携帯の着信履歴やメールを確認すると

すごい量・・・・・・

これ見るのなんか怖いな・・・

とりあえず携帯は電池式充電器に差したままカバンに入れてバイト先に向かった

「おはようございまーす」

お店に着くとすでにお客さんでいっぱいだった

すぐに裏で着替えてホールに出た

そして一席、予約席になっていることに気付く

「店長～めずらしいですね」

店長が言うにはどうやら一般客ではないらしい

それからご飯どきが過ぎて客も疎らになってきたので

休憩に入っていたら

幸人君が呼びにきた

幸人「ごめん、ちょっと急に人が増えたからフロア出てもらっていいかな？」

「いいよ。すぐいく」

ホールに出ると確かに客は多かった。そして予約席の人達も来ていた