未練、想い【五条悟】

・お風呂 ページ8

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日はすっかり暮れて、

はーーー、本日n回目のため息。本当に幸せ逃げそう。




『よし、』




とりあえずお風呂行こう、久々に大浴場行っちゃうぞ。

持ち物用意して部屋を出た。




『あ、』

「こんばんは、A。」

『夏油じゃん、久しぶり！』




談話室の横を通ると、同期2人目との再会。




『わー、本当に久しぶり。』




彼も再会を喜んでくれたようで、ふんわりと抱きしめてくれる。

28にもなって男の人に抱きつくのはダメだと自分でも思う。
でも久しぶりの再会ってこんなもんだよ、多分。




「痩せた？」

『は？相変わらず変態なの？』

「抱きついてきたのはAでしょ。」




腰や背中を撫でられる。

……硝子にもやられたような。




「会えるかなと思って待ってたんだ。」

『連絡くれたら声かけたのに。』

「でもこっちの方が感動的な再会だろ、」

『本当だね。』




彼は一時期血迷った時もあったけど、こうしてまた会えることが嬉しく思う。

高専を影で支えてくれてるのはきっと彼だ。
だって優しいもん。




「硝子と悟に会った？」

『硝子は会った。…五条はまだ。会ったとしてもなんか気まずい。』

「だろうね、でも心配しなくていいと思うよ。」




お風呂に行こうと思ってた事なんて忘れて談話室で話す。

伊地知の疲れは五条が原因という事を知った。




『あ！お風呂行こうと思ってたんだった！』




大浴場開放時間は22時まで。今21時20分。




「すまないね、つい長話を。」

『今日からここにいるんだし、しばらく職員寮だしいつでも会えるよ。

お風呂行ってくるね！』

「またね、おやすみ。」




ポンポンと頭撫でられ気分上々。







*爆速で進めてごめんなさい！
大浴場ありそうというイメージです。

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