未練、想い【五条悟】 (ページ47)

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・練習ページ47

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交流会に向けて練習の日々。

生徒たちの練習に付き合いつつ、生徒同士でもお互いを高め合うようにうまく練習している。

そんな生徒を見つつ任務の詳細が書いてあるタブレットと睨めっこ。

私は教師として高専に戻って来てから一度も交流会に参加していない。毎年任務抱えて走り回っている。

交流会する上で当日忙しくなる呪術師がいるって事。
普段生徒たちが祓うような等級の任務が多く回ってくる。

「Aせんせー！今の見てた？！……どしたの？そんな怖い顔して。」

『あ、ごめん虎杖くん、見てなかった。』

そんな私には今年任務が入っていなかった。

『虎杖くんのおかげだね〜、ありがとう。』

「？全然理解出来ないけどどういたしまして！」

虎杖くんの監視という任務が優先されたのだろう。

初めて交流会に参加できる。

「なー、先生もやろうせ！」

『…じゃあ1年全員で私を倒したらアイス買って来てあげる。』

「マジ？うおおお！やってやんよ！」

『制限時間は10分で術式なしね。』

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「暑い！アイス欲しかった〜！」

『残念だね。またいつでも挑戦お待ちしてます。』

攻撃一度も当たる事なく終了。
生徒に負けなくてよかったと内心ホッとしている。

「おい、私らともやろうぜ。」

『いいよ真希ちゃん。』

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「ツナマヨ〜！」

「惜しかったね、あと5分あれば勝てたのに。」

ちょっとやばかったけど2年にも負ける事なく。

『……暑すぎ、五条にアイス買ってきてもらおっか。』

「いいの？やったー！」

『みんなで頼めば買ってくれるでしょ！職員室行ってくる！』

五条の所へ行きアイスを買って来てと伝える。

「え、暑いじゃんやだよ。」

『みんな練習頑張ってるんだよ、行ってきてよ。』

「僕はパシリなの？生徒のパシリにもAのパシリにもなった覚えないけど。あ、そんなにパシリになりたいっていうならならせてあげてもいいよ？」

『うざ、どっちがパシリに相応しいか決める？』

「いいよ、僕最強だし？」

再びグラウンドで術式ありのガチンコバトル。

こっちにはアイスがかかってんだ、負けてやらないよ。

「Aさん！負けないでよ！ボコボコにしちゃえ！」

「じゃあ始めようか、久しぶりだね。」

『そうね、でも絶対勝つ。』

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