未練、想い【五条悟】

・上層部 ページ19

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上層部たちの会議にいつも呼ばれる。
本当に茶を出すだけ。

でも年々じろじろ見られてるような気がして気持ち悪い。




「恋人は？」

『……』

「おい、お前に聞いてる。」

『あ、私ですか？いませんけど。』




なんだこのジジイ失礼すぎじゃない？
この年の女に聞くのダメだろ。




「28だろ？早く子を成せ。それともワシと…」




クスクス笑う声が聞こえて、感じ悪い。

ここで喧嘩祭りしたら終わりだ、耐えろ。




「女は寿命が短いからな、ここの…」




と下腹部にジジイの手が伸びる。

ーーﾊﾞﾁﾝ‼︎




「このクソ餓鬼！」

『セクハラですよ、お爺さん。』




瞬時に自分に結界を張りジジイは弾かれた。
ばーか、ざまあみろ。


ジジイ無視し、お茶を配り終える。

私の仕事はこれだけ。




『では、お先に失礼します。』




一応頭を下げる。




「おい餓鬼。お前だAA。」

『…なんでしょうか。』

「真剣に考えろ、無駄にはするな。
……それともまた両面宿儺と…」

『仰る意味がよくわかりません。』




先程とは違ったジジイが意味不明な事を言う。
また周りがクスクス笑う。




「知らぬが仏。さあ帰った帰った。」




気持ち悪い、鳥肌が立つ。




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