情報共有のお茶会 ページ4
〈ジャックハートside〉
休み組はすぐにやって来た。
アップル『一体、何の用ですか？』
ハーデス『何でも、私に関係があるようね？』
ヴェール『そうなんですわ。ジャック、休み組にも説明を。』
ジャック『OK‼』
エイトフット『その前に茶を淹れてくれ』
ヴェール『…それもそうですわね！
わたくしも少しお腹が空きましたし、お茶をしながらにしましょうか』
ホック『それなら私が淹れてこよう』
ヴェール『手伝いますわ！』
アップル『では、私はお菓子を持ってくるとしよう。最近、美味しい林檎のケーキを見つけてな。』
ダルメシア『ケーキ⁉』
アップル『あぁ』
ダルメシア『やったね〜！ケーキ♪ケーキ♪』
エイトフット『…何でも良いから早く淹れてくれ。さっきから喉が渇いてんだ』
こうして始まった情報共有という名のお茶会はなかなか話したい事を進めさせてくれなかった。
ファージャ『うーん。このケーキたまらんな』
アップル『だろう？
このケーキには信濃スウィートというその名の通りスウィートな林檎が使われているのだ。』
ホック『ブランデーがアクセントになっているな』
ダル『美味い‼』
ヴェール『紅茶も美味しいですわ』
…話ができない…。
本当にこいつら自由人…。
この惨状に俺が軽く白旗を振っていると、
ハーデス『それで？ジャックの話とは何なのかしら？』
お茶会と化してから一言も喋らなかったハーデスが口を開いた。
助かったぁ…。
ジャック『そうそう！それそれ！
その為にみんなを呼んだんだよ！実はね？』
それから俺はリクルーティング中の違和感と、戻ってきてからのMr,Vとの一部始終をくまなく話した。
エイトフット『なるほどな』
アップル『実に興味深い』
ホック『一目会ってみたいものだ』
ハーデス『そうね。Mr,Vが言う通り、私に関係があることならハデス様にも関わるかもしれないし。
それにしても面白いわね、その子。気に入ったわ』
エイトフット『っても、会えねぇんじゃ、話になんねぇだろ』
ダルメシア『そこなんだよねー』
スカー『でもMr,Vが運次第って言ってるんだから、その子に任せておけば良いんじゃなーい？』
ホック『スカーの言う通りだな。動けないものについて話をしていても仕方がないだろう。ここは１つ、気長に待ってみようじゃないか』
こうして、おれたちのお茶会…じゃなくて、情報共有は幕を閉じた。
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スペード(プロフ) - いつも素敵な、作品を読ませてもらってます。更新、大変だと思いますがこれからも頑張ってください！ (2016年10月11日 21時) (
レス) id: b4e230976c (このIDを非表示/違反報告)
ヴィオラ - Jさんへ。ご指摘ありがとうございました。普通に入力ミスです。直しておきますね！これからもよろしくお願いします！ (2016年9月26日 23時) (レス) id: 5e03c6ee4b (このIDを非表示/違反報告)
J - 勘違いだったらすいません、saidじゃなくて、sideじゃないんでしょうか…。 (2016年9月26日 22時) (レス) id: 3245dff5ee (このIDを非表示/違反報告)
D&アニオタ - 私、ジャックハート好きなんです！ 更新楽しみにしてます！ 頑張って下さい。 応援してます (2016年9月6日 20時) (レス) id: e287c36ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィオラ | 作成日時：2016年8月12日 11時
