いつも通りの面白さ ページ1
〈ジャックハートside〉
その日もいつもと同じリクルーティングになるはずだった。
彼女が現れるまでは…。
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ーリクルーティングー
今日もいつも通りのリクルーティングが始まる。
艶やかな音楽と共に踊り、自己紹介をし、マスターの為にリクルート。
いつも通りだと毎日が変わらない気がするけど、本当は毎日が少しずつ違ってたりもする。
そこがエンターテイナーの俺…いや、僕？には魅力的で楽しかった。
それに、人間は面白い。
俺たちを見るために、周りを気にしている素振りを見せながら、実際は もっと良い場所へ と周りを気にせず割り込んでいたりする。その小さな心の醜さが心地良い。
そんなことを考えながらリクルーティングを行っていると、
ダルメシア『仕事中のサボりはダメだぞ！ww』
そう言いながらダルメシアが俺の肩に肘を乗せてきた。
ジャック『サボりじゃねぇーよww
ただ考え事…というより人間観察をしていたんだ。』
ダルメシア『人間観察？
あぁ、確かに人間は面白いもんね！』
これにはダルも納得したらしい。
まぁ、でも今は仕事中なわけだし、Mr,Vに怒られる前にちゃっちゃと集中するとしよう。
俺は仕切りにニコニコしているダルと離れて、俺らを取り囲む人間たちの前をグルグルと歩き始めた。
にしても…
マルフィ『私ぃ‼』
今日はマルフィがいるから、俺の存在がかき消されそうだ。
まぁ、俺も負ける気なんかさらさらないけどねww
それにほら、そうこうしているうちにMr,Vが
誰か才能を見つけてきたみたい。
今日は白襟の黒いワンピースに白の靴下、黒いパンプスを履いた小柄な女の子だ。
Mr,Vに手を引かれやって来るその姿は、フワフワした雰囲気。
その子の両隣に今日の担当、俺とスカーが並んで立つと、俺は少し小さな違和感を感じた。
それはスカーも同じだったようで、遠目ながら俺を見てきた。俺もそれに応えるように小さく頷く。
…それからもリクルーティングはトントンと進んで行き、あっという間にスカウトの時間になっていた。
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スペード(プロフ) - いつも素敵な、作品を読ませてもらってます。更新、大変だと思いますがこれからも頑張ってください！ (2016年10月11日 21時) (
レス) id: b4e230976c (このIDを非表示/違反報告)
ヴィオラ - Jさんへ。ご指摘ありがとうございました。普通に入力ミスです。直しておきますね！これからもよろしくお願いします！ (2016年9月26日 23時) (レス) id: 5e03c6ee4b (このIDを非表示/違反報告)
J - 勘違いだったらすいません、saidじゃなくて、sideじゃないんでしょうか…。 (2016年9月26日 22時) (レス) id: 3245dff5ee (このIDを非表示/違反報告)
D&アニオタ - 私、ジャックハート好きなんです！ 更新楽しみにしてます！ 頑張って下さい。 応援してます (2016年9月6日 20時) (レス) id: e287c36ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィオラ | 作成日時：2016年8月12日 11時
