マジックと恋煩い ページ7
テリ「コツはねぇ…観客の目を逸らす事だよぉ?」
ソウ「あはは!何その喋り方!」
どこに笑える要素があるんだか。テリの喋り方で笑っているソウが目の前に居る。
ソウ「ふふ…それ、そのマジックを使って協力する事!チームワークが希望を掴むんだよ!」
ソウはジャンプして何かを掴むマネをする。
ソウ「二人でしか出来ないマジックをやってみて!絶対今よりも仲良くなれるし、協力は大事って気付くよ!」
「それだけでアイツらに勝てるの?最後の種目に絶対
残るよ?」
ソウ「RΩRの事?それなら大丈夫!!
キミ達には、マイクとマネージャーさんが居るよ!」
結局他人任せ…?
いや、マネージャーはソウなんだった…
ソウ「私は出来る限り、皆のサポートをしていくよ!でも教えてくれるのはマイクだから…その付け足しかな?」
テリ「うんまぁ言ってたからね。そう言えば、ソウは何処のクラブに入ってたの?」
ソウ「……RΩRだったよ!」
「え⁉」
RΩRって、エリートしか入れないんじゃ…怖がらせ学部なのは知ってるけどRΩRに入ってたなんて…!
ソウ「でも怖がらせに自信がないから抜けちゃったんだよね…それならマネージャーの方がいいし?マネージャー何するかわかんないけどね!」
わかんないんかい…
「あ、もうお昼休み終わる…行こうテリ。」
テリ「うん、またねソウ!えっとー…夜か!夜会えるね!」
なぬ…⁉そうかソウはOKの子だった…!!バイバイって言っても結局会うじゃん…⁉
ソウ「またね、テリくんテリーくん!」
ソウが怖がらせ学部に戻る前に何か言わないと…!
「え〜…また…夜?」
ソウ「うん、夜ね〜」
疑問形になった事に触れてこなくてよかった…!!
テリ「ねぇ、テリー」
「…どうしたの?」
テリ「テリーは、ソウの事好きなの?」
……え?
「なななななんでそうなるの⁉ボクはそう見える?」
テリ「うん。だってさ、ボクはなんともなかったのに心臓がバクバクしてて…じゃあテリーかなぁって」
「そっかあ…テリは友達って思ってる?」
テリ「ソウでしょ?うん。まだ会ったばっかりだけど」
「じゃあおかしいのはボクだけ…?みんなバクバクしないの…?」
テリ「テリーの場合は違うよ!
テリーはソウに一目惚れしたんだよ。つまり一回見て好きになったんだよ!」
…一目惚れとは。
そんな単語聞いた事ないよ⁉
ボクは一目惚れって言葉が頭いっぱいになったまま、授業に進んでしまった…
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ソウネ - はい!すいません…3話更新時に外しました!忘れないように気をつけます! (2020年6月5日 20時) (レス) id: a0b6f5dce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソウネさん | 作成日時:2020年6月5日 14時