イクサルの皇女はファラムの第一王女！？

他の惑星へ ページ4

貴女「…ララヤ、近う」


ララヤ「姉上？」


貴女「わらわは少し、
他の惑星を見てみようと思う」


ララヤ「他の惑星？」


貴女「ああ。他の惑星がどういうものなのか、気になるのだ。
…青き惑星の者の姿になれば、その惑星の者が他の惑星の民にどのような意を用いているのか…いとも簡単に表れる」


ララヤ「じゃが…危険ではないのか？
姉上にもしものことがあれば…妾は…」


不安そうに俯くララヤの頭を優しく撫でるA


貴女「大丈夫だ。
…わらわは、必ず帰ってくるよ」


ーだから、待っていておくれー









貴女「…ここが砂の惑星サンドリアス…」


頭に羽衣を羽織り、
顔が完全には見えないものの


彼女は間違いない美貌を映し出していた


艶めく長い黒髪


羽衣が風に吹かれるたびに散らつく紫の瞳


貴女「…」


黒いセーラー服に赤いスカーフ


彼女が時空最強イレブンを探す時、
そして円堂守達と歴史を紡いだころの姿


貴女「…天馬、守…」





ー次回予告ー


ーよく聞け、地球の民よ！ー


サンドリアスの民に戦いを挑まれたアースイレブン


Aはついに天馬の前に姿を現す…


ー貴女は…まさか…！！ー

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