イクサルの皇女はファラムの第一王女！？

ララヤ ページ2

貴女「……まさか、このファラムオービアスにブラックホールが現れるとは…」


今はわらわの力で抑えておるものの…


わらわには、
ブラックホールそのものを消し去る力はない


全世界を滅ぼす程に強力と云われた我が力…


何故、この時、この瞬間になって…
役に立たぬのじゃ…


ララヤ「姉上、良いですか？」


貴女「！ララヤ…構わぬよ。」


ララヤ「姉上！」


愛しいわらわの義理の妹


例えそなたがわらわの故郷を滅ぼした者の子孫でも…


わらわはそなたを愛しておる


ララヤ「地球という惑星…
未だ勝ち進んでおる様子…」


貴女「…そうか。
地球はけして弱くはなかろう。
あの者たちが、弱くなるはずがない…あの者たちはサッカーを愛しておる。
だからこそ、地球の民たちは強い。」


ララヤ「そういえば地球という惑星に、父上にそっくりな者を見つけたのじゃ！
今度、近いうちに妾たちの城へ参るであろう！」


貴女「！…そうなのか。
そなたはその者をどうする気なのだ？」


ララヤ「妾か、姉上の夫となってもらうのじゃ！」


貴女「お、夫…？わらわは…」


ララヤ「第一、姉上の方が世継ぎを産むのは大事なのじゃ。
ここは姉上がその者と結ばれるべきであろう。」








ー次回予告ー


ー会いたい…ー


そう呟く一人の少女


地球で出会った愛しき人への想いを重ねる


自らの故郷を滅ぼしたこの惑星


その民たちに対して抱くものとはーー…

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