うぶらぶ (ページ43)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:21,850 hit

41 ページ43

焼きそばを食べ終え、今度はお化け屋敷に向かった。
お化け屋敷になんで、行きたいの？
と思いつつも行きたくないなんて言えないし

恭平「ついたで」

見た目すごく怖そう…中をのぞくと真っ暗で闇の世界。

『怖そう…』(小声)
恭平「……」

中に入ると想像通り怖かった。
急に電話のベルがなったり、女の人の声が聞こえたり、足を引っ張られたり…

お化け屋敷になれてない私にとっては、とても心臓に悪い場所だ。

私は思わず恭平くんの裾をつかんだ。
でも、すぐに我にかえりつかんだ手をはなす。

『ごめん』
恭平「手繫ぐ？」
『…ありがと』

恭平くんの手はあたたかくて…お母さんのような温もりがあった。

お化け屋敷をやっと出ることができた。

怖かったけど、手を繋いだあたりから意識が異常に手にいくから、、安心できた。

出てきて、数秒したら女の子達がヒソヒソいっていた。
なんだろ…

「あの、、、つきあってるんですか？」

女の子が、、話しかけてきた。鳥肌と頭がくらくらしている。いじめられていた頃の記憶がローテーションして、、
何をいっているのかも聞き取れない

恭平「そんなんちゃう…え？Aちゃん！？」

気づいたら保健室のベッドでよこになっていた。
汗ビッショリ…鳥肌もたっている。

倒れたんだろうな…と理解した。