うぶらぶ (ページ39)

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長尾「あ、夏祭りのけんすみませんでした」

そうか…あれから話してないんだよね長尾くんとは
流星くんとはなんだかんだ会話してたし…
なんか…思い出したら気まずいよ…

『いいよ！謝らなくて、私が悪いし』
長尾「いや、先輩はわるくないですよ！」

大吾くんにも流星くんにも悪くないよと同じ意味のことを言われたな

優しすぎでしょ、、

『ごめんね』

長尾「…それで、なんですけど」

本題は、これやない感じが
なんだろ？

『ん？』
長尾「僕のことも考えてくれませんか？」

夏祭りの続き？これ…夏祭りで長尾くんが取り消した言葉だよね

『…どういう意味の？』
長尾「好きって意味です」

すぐに答えてくれた長尾くんの瞳は、真剣で…後輩とはとても思えなかった

『ありがと…考える時間をもらってもいい？』
長尾「わかりました。」

『あ、私かず…やなくて…と、友達と約束あるからもういかなきゃ！じゃあ、またね』

私はくるりと180度回転し長尾くんに背を向ける

長尾「…はい！また」

本気で頭がこんがらがっている自分。
大吾くん、和也くん、流星くん、駿くん、長尾くん…はあ…告白の返事どうしよ…

でも、、私が一人選んで残りの人を振ったとしたら…きっと皆…

和也「遅いで〜、むかえにきてもうたやん」

和也くんが正面から速歩きで私のところにくる。
ありがとございます、、

『ごめんね。いこいこ！』
和也「はよ準備せな、間に合わんで」
『そうやな』

文化祭の準備に手一杯で恋どころではないんやけど…