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西畑side
毎朝挨拶してくれる小鳥Aさん。
笑顔が可愛くて、癒されるそんな存在だった。
でも、いつの間にか、返却不可な西畑の気持ちができていた。
A「おはよ〜」
今日もお決まりの挨拶返しをしてくれた。
それだけで一日がとても楽しい。
でも、、、それだけの関係。それだけの…
……
『…なぁ、今日一緒に帰らへん？』
自分で言っといて何言ってるんやろって思った。
慌てて訂正しようとしたけど…
A「うん、いいよ」
おもってもいない返答で少し驚いた。それと同時に来た幸福感…
『ほんまに？嬉しい！ありがとう！』
帰りの時間
HRが終わり急いで帰り支度をした。
早く、一秒でも早く、あの子とかえりたかったから
『帰ろ？』
A「うん、あ、ちょっとまって！」
良かった…忘れられてなかった…
忘れられててもおかしくないと思ってた。
帰り始めて１０分ほどたった。
会話が続かない…。相手から話題を振られるとすごく申し訳なくなるのは西畑だけ？
…二人きりだし…恋バナしていいんちゃう？
こんな言葉が頭をよぎった
『………今ってさ、好きな人とかおるん？』
…？！…やばい！聞いちゃった！
どうしよ…とてつもなく傷つけたりしたら…
ほら〜、困った顔してるやん！
絶対触れたらあかんやつ………
A「ゲホッ…！ゲホッ！」
『大丈夫？！ごめんな、急に話しかけて』
何しとんねん！西畑！
A「いえ、大丈夫です。今…か…いないかな？西畑くんは………」
その言葉を聞いて西畑はとてもショックをうけた。
ワンちゃん西畑の可能性あるんちゃう？
なんて、おもわんかったら良か…
？！顔に出てた？もしかして……、え？やばい…
笑顔笑顔！
小鳥さん…すごい困ってる…ごめんな
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作者名：神無月詩織（仮） | 作成日時：2022年7月19日 20時
