笑い柱、実は感情がないらしい【鬼滅の刃】

草はえる29 ページ32

ﾄﾞﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾄﾞﾝ←ドアを叩く音

『は？』

なんだよ、こんな朝早くに……
頭おかしいんじゃない？
人の気持ち考えたことある？
朝早くからドア叩かれる人の気持ち……

とかいいながら５秒で着替える
よし、褒めろ

『はいはいどちら様？』

「Aさん！手合わせしてください！」

『へ？』

本当におかしい人だったわ
僕の事信じたおかしい人だ！
ヤバい人だ！
皆逃げろ！←

「手合わせしてください！」

『わ……分かった分かった
でも、まず朝ごはん食べていい？』

「実は、俺も朝ごはん食べてなくて」

『そう言えば、胡蝶さんに許可はもらった？』

「もらってません！」

『いや、もらってきて！』

「でも、前に許可をもらおうとしたら胡蝶さんに怒られました」

『あー察した、ごはん食べて手合わせしたら帰ってよ？』

「分かりました！」

って言っても僕ごはん作った事ないや

「Aさん！朝ごはん俺が作ってもいいですか？」

『逆に作ってくれるの？』

「はい！」

『じゃあ任せたよ』

「分かりました！
って、Aさん食材が全くないのですが？」

『あ』

「Aさん１日何食食べてますか！？」

『３食ぅ〜』

「嘘の匂いがするんですけど……」

『ばれた！』

嘘だよ！
大体は１日１食だよ！
いや、感情がないからかさー
空腹とかわからないんだよ！
味覚も最近変だしさ？
ぷりんの味ですら分かんなくなってるもん！

「それでは俺が食材買ってきますよ！」

『そう？なら僕も行くわ』




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