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17不思議 ページ18

胡蝶side

花「昔々のお話さ

今より遥かに夜の闇が濃かった時代

当時、俺たち怪異は妖怪と呼ばれ、今よりずっと強い力を持ってた。

中でも神にも勝ると恐れられていたのが日本三大悪妖怪と並び称された三体

その一角、大江山の悪鬼、酒呑童子を打ち倒したのが稀代の祓い手、源 頼光

そこの少年のご先祖さまだ。

ま、鬼に関してはコチョウの方詳しいんじゃないかな?」

『なんのことでしょうか』

光「その通り!随分と詳しいじゃねぇか!

ご先祖さまが後の世のために遺した強力な退魔具の数々

それらを受け継ぎ、テメーみてぇなタチの悪い怪異どもから人々を守る。それが源家に生まれた男子の役目!

つーわけでオレはお前を祓う!

覚悟しやがれ!」

傘のようなものを花子さんに向け飛びかかりそれを振り上げた

花「祓うねぇ…君には無理だと思うけど?」

光「そうか?」

ニタッと笑う

『花子さん、それを掴んでは行けません!』

花「え…?」

光「残念だったな花子」

花「…ッッ!!」

トモダチになった以上ほっておく訳には行けません

一般人に刀を振るうのは少々胸が痛みますが気絶程度にしておきましょう

日輪刀を出し地面をけって少年に向かって飛びかかる

カキンッ

…この子に私の攻撃を弾くなんてこと無理でしょうし

こんなことするのはただ1人

光「!?」

寧「しのぶ!」

弾かれて飛んだままその人に問う

『あら?どうして邪魔するんです





冨岡さん』

ザザっ

彼も前世の記憶がある1人です

『祓い手一族とは仲良くできないって言ってたくせに何なんでしょうか

そんなだからみんなに嫌われるんですよ

さぁ冨岡さんどいてくださいね』

冨「俺は嫌われてない」

「「「!?」」」

『あぁそれ…すみません

嫌われている自覚が無かったんですね

余計なことを言ってしまって申し訳ないです』

冨「!?」

冨「一般人にては出しては行けないだろう」

『さすがに私も殺しはしません

気絶させるだけです

トモダチに手を出しましたから

なので





離して貰えます?

冨岡さんのこれはセクハラと言いますよ

どういうつもりですか

なぜこの子を庇うのですか?』

冨「…」

『なんとかおっしゃったらどうですか?』

冨「…あれは確か二年前…」

『そんな所から長々と話されても困りますよ

嫌がらせでしょうか

嫌われてると言ってしまったこと…

根に持ってます?』

花「コチョウ!

ありがとう、もう大丈夫だから」

仕方ないです

諦めましょう…

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クロ - とっても面白いです!続き楽しみにしていますね! (2022年7月8日 7時) (レス) @page18 id: ba02d0e5c4 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - すごく面白いです!続き待ってます!! (2021年8月1日 22時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん - 面白いです!頑張ってください (2020年6月13日 14時) (レス) id: 76b5a3bdc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - 紫星さん» あぁありがとうございます!それはよかったですっ!私もどっちも好きです!頑張りますね! (2020年5月27日 18時) (レス) id: 7f971285c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - きょうちゃんさん» ありがとうございます!こんなダメ作品でいいんですかっ!?感謝しかないです、、、頑張りますね! (2020年5月27日 18時) (レス) id: 7f971285c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーちゃん | 作成日時:2020年5月20日 19時

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