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【慎太郎】
高地に突然、用件も言われずに外へ連れ出されるから俺は急いでいる高地を引き留めた。
すると、高地は『北斗が倒れた』と言うから、二人でじいちゃんの病院まで急いだ。
じいちゃん「あ、来たな。お前ら、一応消毒して。」
俺らが病院に入るなり、消毒をするとじいちゃんは北斗のいる部屋の方へ連れてってくれた。
じいちゃん「さっきも説明したけど、北斗は道で倒れてたんだ。高熱で最近は気温も高いからまだ体温は上昇すると思う。」
じいちゃんの説明を聞きながら、北斗が眠っているベッドに近づくと北斗は顔を真っ赤にして眉間に皺を寄せていて。
氷枕が頭の下に置いてあって、点滴もされているけどまだまだ苦しそうだった。
北斗「ﾊｧｯ．．．．ﾊｧｯ．．．.ﾊｧｯ．．．.」
じいちゃん「熱中症とか脱水症状の可能性もあるから、まだ油断はできないからな。」
熱中症って．．．.。
高地「怪我はなかったの？」
じいちゃん「それは大丈夫だ。あ、慎太郎、そこの体温計で北斗の体温を測ってくれ。」
慎太郎「あ、うん。」
ゆっくり北斗の熱い腕を動かして、脇に体温計を挟んだ。
数十秒して、出てきた数値は『39.8』というあり得ないほどのものだった。
北斗「しんっ、．．．.たろ．．．.？」
ゆっくりと目を開けた北斗だけど、すぐに口元に手をやって段々顔色が悪くなっていった。
じいちゃん「慎太郎！北斗を横向きにしろ！」
じいちゃんの突然の怒鳴り声に驚いたが、すぐに北斗の体の向きを変えて。
するとその瞬間、北斗が吐き始めた。
高地「大丈夫．．．.大丈夫だから。」
そう言いながら北斗の背中を擦る高地と反対に俺は何もできずにいて。
苦しそうな北斗から俺は目を逸らしたくなった。
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Nana6022(プロフ) - わらわそうさん» 突然、休んですみませんでした！ちょっとどんな風に書けばいいかわからなかったもので．．．。これからもぼちぼち進めていきますのでよろしくお願いします！ (2020年9月29日 1時) (
レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
わらわそう(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます、とても嬉しかったです！ (2020年9月29日 0時) (レス) id: 8ec50a30ac (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続きが気になるのですが、もう更新されないのですか？ (2020年9月4日 2時) (レス) id: cb5352d413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nana 6022 | 作成日時：2020年7月5日 23時
