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【高地】
『虐待』
この事実を北斗は必死に説明してくれた。
手を動かして、気を紛らわしながら自身の過去を打ち明けてくれたけどやっぱり苦しそう。
すると、北斗が握っていた包丁を置いてしゃがみ込んだ。
高地「少し休憩しよう。」
俺はコンロの火を消して、北斗を支えながらソファーへと誘導した。
北斗「ずっと．．．.言えなかった、」
高地「じいちゃんの家で覚悟決めてきてくれたんだよな。ありがとう。」
北斗「説明、分かりにくかったでしょ、」
高地「大丈夫、ちゃんと伝わってるから。」
北斗「今まで、逃げててごめんね。高地に何度も同じような質問しちゃったし．．．.。」
高地「これで、北斗は一歩前進したんだから今までのことなんてどうだっていいよ。ちゃんと自分と向き合って見つけた答えを出せたならそれでいい。ってじいちゃんが言ってた。」
北斗「なんだ、高地じゃなかったの(笑)。せっかく良い言葉だと思ったのに。」
高地「俺がそんなこと言えるわけないだろ。皆には俺が伝えておくから北斗はもう安心して。」
北斗「じゃあ、もう一回ご飯作ろうよ。」
高地「え、休まなくて大丈夫なの？」
北斗「大丈夫だって。ほら、やろう。」
北斗に笑顔が戻って、俺は安心して料理を北斗と共に再開した。
北斗はやっぱりすごいよ。
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Nana6022(プロフ) - わらわそうさん» 突然、休んですみませんでした！ちょっとどんな風に書けばいいかわからなかったもので．．．。これからもぼちぼち進めていきますのでよろしくお願いします！ (2020年9月29日 1時) (
レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
わらわそう(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます、とても嬉しかったです！ (2020年9月29日 0時) (レス) id: 8ec50a30ac (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続きが気になるのですが、もう更新されないのですか？ (2020年9月4日 2時) (レス) id: cb5352d413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nana 6022 | 作成日時：2020年7月5日 23時
