. ページ24
【北斗】
日に日に俺の心は壊れていって、何でもされるがままだった。
押し入れに入れられて、怒鳴りつけられても何も思わなくなったしどれだけ強く殴られても嫌だとも思わなくなってきて。
学校は行っていたんだけど、汚い衣類でボロボロの物ばかりを使っている俺には誰も近づかなった。
そんな孤独な小学校時代が終わって、中学に入った。
でも、制服やジャージなど学校に必要なものを買ってもらえなかった俺は学校には行けなくて。
中学校二年生の時だったと思う。
突然、俺の腕に薬を打たれて車に乗らされたのは。
目覚めたら、俺はこの村のゴミ捨て場に捨てられるように置かれていた。
こんな風に捨てられたけど、俺は何も感じなくて。
村を右往左往しながら歩いている時、樹に声を掛けられたんだ。
樹「大丈夫．．．.？」
樹「ねぇ、そこの君、大丈夫なの？」
何度声を掛けても振り向かない俺に樹はきっと不思議に思ったんだと思う。
顔を覗き込むように俺の目を見た。
そこから、俺のここでの生活が始まったんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 457人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nana6022(プロフ) - わらわそうさん» 突然、休んですみませんでした！ちょっとどんな風に書けばいいかわからなかったもので．．．。これからもぼちぼち進めていきますのでよろしくお願いします！ (2020年9月29日 1時) (
レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
わらわそう(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます、とても嬉しかったです！ (2020年9月29日 0時) (レス) id: 8ec50a30ac (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続きが気になるのですが、もう更新されないのですか？ (2020年9月4日 2時) (レス) id: cb5352d413 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Nana 6022 | 作成日時：2020年7月5日 23時
