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慈悟郎「しっかりしろ!!泣くな!!逃げるな!!そんな行動に意味はない!!」

そう言いながら木の上を見ながら怒鳴るのは、師匠である桑島慈悟郎先生

そして木の上には…

善逸「いやもう死ぬと思うので!これ以上修行したら死ぬと思うので!!!」

私の兄の我妻善逸が顔から出るもの全てを出してすがり付きながら叫んでいた

A「お、お兄ちゃん下りて!」

私は木を見上げながら言う

善逸「何でAはやる気なの!?お前が異常すぎるんだよ!!」

A「お兄ちゃんが修行しないからだよ!」

慈悟郎「Aの言う通りだ!死にはせんこの程度で!!下りて来いこの馬鹿者!!」

ガミガミとこっぴどく叱る先生に対して全力で否定するお兄ちゃん

善逸「じいちゃん!!」

慈悟郎「師範と呼べ!!」

怒りながら言ったと思うと

善逸「俺じいちゃんが好きだよ!!」

突然の言葉に固まってしまう

一方先生はポッと効果音が付きそうな感じで赤くなる

善逸「惚れた女に別の男と駆け落ちするための金を貢がされて借金まみれになった俺と、売られそうになってたAを助けてくれたしね!!まぁ剣士育てたかっただけかもしんないけど!」

思い返せば売られそうになっているときに来てくれたのは先生だった

どうして助けてくれたのかは分からなかった

善逸「じいちゃんの期待に応えたいよ俺だって!!でも無理なんだ!!申し訳ないと思ってるよこんな俺でさ!!じいちゃんに隠れて修行もしてんだよ、全然寝てないの俺!!」

確かに夜によくお兄ちゃんの声が外から聞こえてくることはあった

善逸「なのに全然結果が出ないわけ!!どういうこと!?もう一体どういうこと!?」

A「お、お兄ちゃん!落ち着いて!…あぁぁ、どうしよう、どうしよう!!」

私が宥めるが一向に大人しくならない

慈悟郎「落ち着け!!善逸、A。お前達には才能が…」

そこまで言ったとき、空からピカッと音が聞こえたと思うと

ドォン!!

雷がお兄ちゃんのいる木に落ちてきた

私もすぐ側にいたため一緒に落雷を受けた

慈悟郎「善逸ーーーーっ!!!Aーーーーっ!!!」

私はその場で倒れた





目を覚ますと私は何事もないように起き上がった

A「あれ……お兄ちゃん?!」

お兄ちゃんの髪が金髪になっていた

A「せ、先生!お兄ちゃんどうしたんですか?!」

慈悟郎「雷に打たれて髪の色が変わったんだ。お前もだぞA」

そう言われて鏡を見ると、私の髪も金髪になっていた

A「き…ぎゃぁぁぁ!!」(汚い高音)

私はまた気絶してしまった

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カカオ - ハナゴンさん» 応援有難うございます!更新頑張っていくのでこれからも宜しくお願いします! (2019年8月10日 15時) (レス) id: 1aed742c77 (このIDを非表示/違反報告)
ハナゴン - 続きが楽しみすぎてやばいです笑最近ほんとに暑いですから体調に気をつけて更新やらリアルやら頑張って下さい!!! (2019年7月29日 22時) (レス) id: 7fdefbcea5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カカオ | 作成日時:2019年7月7日 20時

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