今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:3,438 hit
小｜中｜大
2 ページ14
・
・
・
「筋肉ついたねー。暑い？」
23度強風の部屋は、わたしには寒い。
盛り上がった肩をペチペチ触る。
滑らかな肌の奥に詰まった何かは
明らかに熱を持ってそうだ。
「どうかなー。まあみんな外は暑いし、エアコンは涼しいっしょ。」
岸くんの答えはわかりづらい。だいたい的が外れている。
でも、このとんちんかんなところが岸くんのいいところだ。
岸くんにはいいところがたくさんある。
例えば、1/8サイズのスイカを
歯型もくっきりと食い荒らせる食欲とか。
「ごはんも食べなよね。」
一応トースターで温めはしたかき揚げをパックに戻し、
シールのついたざるそばをそのまま出しても
「お、これまたうまそう！いたーきまーす！」
無頓着に食べてくれる大らかさとか。
わたしよりかなり歳下で
かつ、いいところがたくさんある岸くんが
どうしてわたしを好きになったのか、
は
永遠の謎だ。
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かさを(プロフ) - Niina*さん» はーい。なんか久しぶりに感覚戻ってきたよ。岸くんの胸板、さわりたいよねー。 (2019年8月4日 1時) (
レス) id: e9dff60579 (このIDを非表示/違反報告)
Niina*(プロフ) - うおお！！ご馳走さまっす！(≧∀≦)スイカのみならずバックハグ＆ちゅーまで！！！胸板素敵ーーー(*´艸`*) (2019年8月3日 17時) (レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かさを | 作成日時：2019年7月31日 23時
