イケメン彼女 (ページ3)

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イケメン・２ページ3

集中しているうちにもう時計は６時を指していて

今は村上君と二人で頑張ってる

五時になっても終わらなかったら後輩は帰そうと思っていた

あんまり長く居残りさせるとかわいそうだし

でも村上君には部活はいってて三年生も二年生もたくさんいる中で二年生でレギュラー

休ませたくなかったんだけど・・・

「ちょっとトイレ行ってくるね」

村「おん」

そういって自動販売機に急いで向かってコーヒーを買う

申し訳ないって気持ちと

感謝の気持ち

伝えたいから

女の子たちが手を振ってくれたので

手を振り替えしながら走って図書室に行く

村「えらい早かったな、ちょうど今終わった」

「いやいや、ごめんね村上君」

「はいこれ」って言いながら目の前に缶コーヒーを置く

村「お、ありがとうな」

そう言ってにこっとを笑ってくれる

「雛ちゃんは可愛いね」

村「はあ？なにゆうとんねん」

かわいいなあ、って思うとつい「雛ちゃん」って呼んでしまう

村「お前のほうがかわいいで？」

「いや、雛ちゃんには負ける」

また笑って、雛ちゃんは缶コーヒーのふたを開けて飲んだ

か