幼女と放浪者【放浪者】

10.ロリ ページ10

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ｶﾘｰﾅ「さて、皆さんも、大会を今か今かといらっしゃることでしょう！」

舞台の上に上がりそう言ったカリーナを横目に私は何時もしばっていた髪ゴムを外して、赤いパーカーを腰に巻き付ける…

ｶﾘｰﾅ「それでは、いよいよ待ちに待った、七名の「学院代表」の登場です。その名も_____」

ｶﾘｰﾅ「生論派代表、ティナリ！」

ｶﾘｰﾅ「素論派代表、セノ！」

ティナリ先輩とセノ先輩出るんだ…まぁ…知ってたけど()

ｶﾘｰﾅ「明論派代表、レイラ！」

ｶﾘｰﾅ「知論派代表、ファルザン！」

あぁ…敗けだ…ファルザン先輩には勝てない…終わったなぁ…

ｶﾘｰﾅ「妙論派代表、カーヴェ！」

ｶﾘｰﾅ「…特別代表、A！」

ドヤ顔みんなスッゴイするじゃん…凄いなぁ…うんうん…

ｶﾘｰﾅ「そして因論派代表…おや？因論派代表はまだ到着していないのでしょうか？」

キョロキョロするカリーナに皆が不思議そうにしているが私は頭を抱えたくなるような声が聞こえた…

放浪者「そんなふうに喧しくて無意味な紹介はそこらでやめにしたほうがいい。」

A「……はぁ…」

ｶﾘｰﾅ「来ました！最後の参加者は、因論派____笠っち！」

笠っち？…何を言ってるんだ…放浪者君は頭が対にはイカれたの…？笠っち？

ｶﾘｰﾅ「今、七人の参加者が揃いました____試合はまもなく開始です！」

ｶﾘｰﾅ「今回の学院トーナメントのチャンピオンに輝くのは一体誰になるのでしょか？乞うご期待！」

そう言い盛り上がり出した観客に私は溜め息を溢した…

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