幼女と放浪者【放浪者】

2.茶会 ページ40

放浪者Side


僕の横を通ったナイフを取り投げるとスラサタンナ聖処が草原の原っぱに変わった

丘の上にはティーテーブルがあり椅子にさっきの女が座っていた…クラクサナリデビはその女の膝に座っている

コリス「僕は戦いは専門外なんだよ。所で君は何が聞きたいんだい？」

そう言う女…コリスは紅茶を煤っている

コリス「まぁ良いそこに座りたまえ、お茶会だよ茶会」

そう言うコリスを警戒しながら椅子に座る

コリス「君は僕の主様であるAの事を知りたいんだっけ？」

そう言うコリスに頷くといきなり笑い出した

コリス「…っwあっははははw君はバカなのか？自分のこともまともに語らない奴に何を話せと？散兵くんw」

そう言われ僕は目を見開いた

コリス「ふふっwwまぁ良いさヒントだけでもあげよう。クラクサナリデビ君は知ってるだろ？直接A様に返すのは面白味に欠けるよね…よしっ！A様の故郷に行ってから真実を知ってもらおう」

そう言い手を叩き出したコリスと同時に世界が歪み出した

コリス「おっと…もう限界が近いみたい…そうだ最後に」

コリス「A様は絶対に自分を犠牲にする…守ったげて」

そう言い視界は暗転しその数秒後…目を覚ました

A「……おはよう。放浪者くん…良く寝れた？」

僕を上から見るA

放浪者「どういう状況だい？」

A「……膝枕」

放浪者「………他の人にやったら産まれてきたこと後悔させてやるからな」

A「放浪者くん私友達居ない…()」

放浪者「…()」

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