7話 ページ8
業side
あれから俺と渚君はAの事を必死に探した。
渚君は分かれ道の右側、俺はその反対を探した。
勿論先生達にも一応言っておいた。
其処で見つけたAは酷く怯えていて、思わず抱きしめていた。
“良かった”
そう思うと同時に
“俺が一番最初に見つけれて良かった”
そんな風に思った。
Aは初めて会った時、俺に微笑んでくれた。
その笑顔が好きで、守りたくて、そんなAの側にいたかった。
笑顔だけではない。性格もだ。
大人しくて、でもどこか可愛くて儚くてそんな彼女が愛おしく感じていた。
普段無表情なAが、今ここで怯えている。
俺に抱き付いてくれている。
そう思うとすごく嬉しかった。
“あぁ、好きなんだ”
彼女の事をそんな風に思った。
でも、俺は気付かなかった。
もう一人の幼馴染がその光景を見ていたことに…
「え……」
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クロりんご(プロフ) - 果汁ジノ％さん» コメントありがとうございます。奥田ちゃんの声と雰囲気が違う風に想像してくださると嬉しいです。 (2018年6月2日 16時) (
レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ％(プロフ) - CV、愛美ちゃんと同じ方ですが、大丈夫ですかね……(・_・; (2018年6月2日 6時) (レス) id: a6a058aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - 森竜さん» 注意コメントありがとうございます。今気づきました。早急に直させていただきます。 (2017年12月18日 13時) (レス) id: 8489cd9c31 (このIDを非表示/違反報告)
森竜 - 設定のところブレザーはもともと着ていないが『来ていない』になってましたよ。 (2017年12月18日 1時) (レス) id: f95f0f9f0f (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - 莉咲さん» わざわざ注意コメントありがとうございます。私の間違いでした！今すぐに直しますね！ (2017年10月17日 17時) (レス) id: 8489cd9c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロりんご
| 作成日時：2017年6月3日 21時
