転校生は本物の悪魔なようで

まてぇぇぇぇぇ！！ ページ26

「…鈴花？なんでいるの！？」

「なんでって…暇だったから遊びに来ただけよ。
どうせ、両親どっちも帰り遅いんでしょ？」

「そうだけど。なんでしってるの？」

「悪魔パワーよ。」

「うん。そっか。」

なんなんだ！？悪魔パワーって！？
いや、此処はツッコミを入れたら面倒なことになりそうだな。

「…で、なんなの！？人の家におしかけてきて…。」

「だから、暇だったんだって！」

「あんた今日、休みなんじゃなかったっけ！？」

「学校を休んだからって体調が悪いとは決まってないからな？」

「うん。そーですけどね！！
じゃあ、なんで休んだのさ！？
ほんで家に来る必要は？どこにあったのさ？ねぇねぇ、どこに…!!」

「それは、しらん。」

おおおおおおいいいいっ！！
それじゃ、話にならないんだけど！？

「お帰りください。」
「やだね。」
「お帰りください。」
「やだ。」
「おかえりく…」
「おじゃましまーす！」

「ちょっとまてー！！」
　私は鈴花の後を追ってリビングに駆け込んでいく。

「なんなのさ？そんなに怒って…。」
「勝手に入らないでよ！」

てか、最近になって悪魔度増してないか！？
最初の天使ちゃんはどこにいったんだよ…。

冗談→←突然の訪問者

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す