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目を、開けた先には綺麗な顔で眠る慧
あぁそうか。ぼ、く...
昨日の事を鮮明に覚えてる、こんな恥ずかしいこと覚えてなくていいのに
「ね、ここどう?」「大丈夫だから、力ぬいて?」「あ、ちょ、っと..ッ しめすぎ...、」「っ...いく」
どうやっても思い出してしまう慧との行為
むりだよ、気持ちよかったんだもの。痛みしか知らなかったこの身体は快感を覚えてしまった
次はいつしてくれるのだろう、彼の目が開くまでその事ばかりを考えていた
い「...ち、ねん。おはよ」
眠そうにあまり開ききってない目が俺をとらえる
「おはよ。」
い「昨日はどうだった?」
いたずらに聞いてくる彼は俺の腰に腕をまわした
「...よかった。またシたい、かも」
回された腕に少しビクっとしてしまったのでそれに笑ったのか次を希望した俺の言葉に笑ったかのかは知らないけど、とにかく彼はくすっと笑って言う
い「いいよ。けどごめんね、はじめてが兄で」
「確かに兄とするとは思わなかった」
い「でも血は繋がってないし」
「都合のいい時だけそうやって言う」
い「へへ、でも気持ちよさそうにしてたよ?必死に声抑えようとしてたのかわいかったぁ」
「う、うるさいなあ!!僕はじめてなのに激しすぎるんだよ!!!!」
おかげで腰が痛いんだ
い「ほぇ、俺優しくしたつもりなんだけど...」
「どこが、慧の無駄にデカいしっ!!!!」
そう言って枕を投げてやる
い「わっ、ふは褒め言葉ありがとぉ」
朝からスッキリしない会話をして、着替えて朝ごはんを食べる。
きっと今日も慧は代わりに殴られるだろう
だから前借りされた事をチャラにして僕はあげるんだ
おいしいおいしい飴を
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霧加@無白(プロフ) - 暗めの設定も大好きなので読んでてとても楽しいです。いのちねちゃんも可愛いし、とても癒されます。いのちねちゃん少なめなので嬉しいです。これからも更新頑張ってください。 (2017年5月28日 23時) (レス) id: 004291d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
まそ太(プロフ) - 霧加@無白さん» ありがとうございます!!このお話は最初から暗いまま進んでいくので、作者もどうかな...?と書いていたのですが、そう言っていただけると嬉しいです。更新がんばれます(笑) (2017年5月24日 20時) (レス) id: cf4502a036 (このIDを非表示/違反報告)
霧加@無白(プロフ) - 素敵です。いのちねちゃん最高です!微笑ましいです。本当にニヤニヤが止まりません。これからも更新頑張ってください! (2017年5月23日 21時) (レス) id: 004291d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮心音(プロフ) - まそ太さん» いえいえ!最近オリジナルフラグを二次創作なのに外してない作品が多いので、できたら声かけお願いします(^o^)他のユーザーさんもやってますし(^o^) (2017年5月14日 11時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
まそ太(プロフ) - 雨ノ宮心音さん» 作品を開いてくださりありがとうございます。すみません気づいてませんでした...!!!!教えていただいて助かりました (2017年5月14日 11時) (レス) id: cf4502a036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まそ太 | 作成日時:2017年5月1日 0時