みんなと一緒に《番外編》

フクロウ ページ1

フクロウ目線

私はいつものように姫様の情報を集めるために色んなところをまわる


しかし、今だに情報はつかめていない


これでいつも酒呑様に怒られてしまう…


私はあの方のお役に立ちたいのに…
，



，

ある日私はいつものように姫様の情報を集めに行ったが、やはりダメだった


それが元で落ち込んで、木にもたれかかっていた時だった


？「あの…」


フ「え？」

こ、この娘は…確か月浪トウマの


A「大丈夫ですか…？」

月浪A…何故ここに？


フ「あ、嗚呼。平気だ」


あまり関わらない方がいいな


A「貴方、妖怪ですよね？」


フ「な、何故⁈」


A「いや、服装が明らかに人間ではないので…」


フ「あ…」

確かに私は着物を着ているから人間界ではあまり見えないか…ん？…見える…⁈


フ「貴様、私が見えているのか⁈」


A「は、はい。今更ですか？」


フ「怖くないのか？」


A「他の妖怪達と比べたら全然…」


私はそこまで弱く見えるのか…


フ「はぁ〜」


A「…どうしたんですか？」


フ「子供に話すことではない。帰れ」


A「だって凄く辛そうな顔してたから」


⁈辛そうな顔…


A「私でよければ聞きますよ」


フ「何⁈」


そんな事言われるのは初めてだった

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