12.菅原パイセン ページ12
月島「ねぇ、飲みのも買ってきてよ」
『自分で行けよ。』
月島「メンドクサイんだよね」
『知るか！』
月島「影やm((」
『分かった、行く！行ってくるから！早まるな？！』
近くの自販機へ
振り返るとにこやかに手を振る菅原先輩が
菅原「お、鳶川も飲み物？」
『はい、バカ眼鏡に弱味握られてパシリにされてます』
菅原「大変だね…w」
苦笑いをしてくれる
『何が良いんスかね、アイツ』
菅原「いちごオレとか？」
『可愛いなw』
菅原「でも、鳶川の方が可愛いべ？」
『流石っす、パイセン』
菅原「何がw」
体育館の前でしばらくキャッキャと大盛り上がり
菅原「あ、下の名前で呼び合わない？その方が親しみやすいと思う」
『おkっす！考支パイセン！』
菅原「ありがとう」
微笑んで頭を撫でる
月島「何してんの？遅いんだけど」
菅原「ちょっと話してた、ごめんな？お前の彼女横取りしちゃって」
菅原「A可愛いし、何なら貰っちゃおうかなw」
月島「誰が…」
菅原「もう俺行くべ？」
去り際に月島に耳打ちをして体育館へ
月島「………」
下を向いて呆然と立ち尽くす
月島「…何話してたの？」
『お前には関係ない』
月島「何それ」
『はい、飲み物。アタシ飛雄の所行ってくる』
月島「あー…イライラする……」
手首を掴まれ、壁に押し付けられる
月島「何で君は影山の事しか考えないの？」
『月島…？』
月島「うるさい、答えて。その口塞ぐよ？」
『別に…気に入ってるだけだ、コレで良いだろ？離せ変態。』
我に返ったのかすぐ離れる
月島「……ごめん…」
私はというと全速力で飛雄の方へ
『飛雄〜！』
影山「何だよ」
『今日も一緒に帰ろうな？』
〜月島はと言うと〜
月島side
『僕何にイライラしてんだろ…』
(分かんない…何で、しかもよりによってアイツにあんな事……)
(菅原さんも…)
菅原「俺、本気であの子の事貰いに行くから」
(何てわざわざ僕に…)
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作者名：アニメすこすこの民 | 作成日時：2022年3月28日 1時
