沖田君は転生してヒーロー目指す2 【銀魂】【ヒロアカ】

上鳴対策 ページ29

『大変長らくおまたせしたぜ。第2試合で氷付けになったステージも乾いて次の対決！』

『甘いルックスに騙されるな！？意外とやばいぞその男！ヒーロー科沖田総悟！』

『バーサス！スパーキングキュリングボーイ上鳴電気！それじゃ早速始めていくぜ！！スタート！』

プレゼントマイクの合図に早速上鳴が仕掛ける


「あんまり長引かすとお前何するか怖えからな。一気に決めるぜ！」


上鳴の周りがびりびりと音を立て大量の電気が集まり始める

それを沖田は恐れるでもなく、ただ見ていた

「無差別放電！百三十万ボルト！！！」


そして大量の電気が放たれた瞬間、沖田の目がきらりと光った




「ドラ○もん道具第二号！ひらりマントー」



沖田が個性で作り出したのはなんとドラ○もんの秘密道具でおなじみのひらりマントであった。



いやちょっと待て。ひらりマントは確かに上鳴対策として有効だが沖田の個性は武器創造。


基本なんでも創り出すことはできるがそれはあくまで武器に限定される。


はたしてひらりマントという見た目はただのマントを創りだすことが可能なのか？


そう疑問に思う人もいるだろう。

確かに創れるのは武器限定だ。


そう、つまりは自分が武器と認識さえすればなんでも創れる(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)


沖田いわく、「ドラ○もんの映画でバンバンひらりマント活躍してるじゃねーか。相手の攻撃跳ね返せるとかもう武器でいいだろ」とのことである




数に限りはあるが沖田の場合八百万とちがってその物質の構造を理解していなくても、ふわっとこんな感じの武器があればいいなーと思うだけでいいのだ。



ひらりマントが武器といえるか否か、それは多数の意見があると思われるが、沖田が武器と認識できていればそれでいい。





自分に向かってきた電気をマントで跳ね返す

すると、向かってきた電気は上鳴のほうへと跳ね返る



「うえぃ！？」


どうやら今のですべて個性を出し切ってしまったらしい上鳴は頭がショートし、あほずらになってしまっていた。




「悪いがもらうぜ」


個性で木刀を作り出し上鳴を容赦なく場外まで吹っ飛ばす









「上鳴君場外！沖田君二回戦進出！！」



ミッドナイトの声で会場が観客たちの歓声に包まれる









「いったろ？吹っ飛ばされる覚悟でもしとけ、ってな」









有言実行である。それに対して上鳴は・・・









「うぇぃ」

と、あほずらで返した

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