4.ひとりぼっち ページ5
鳴上悠side
「あ...あの」
俺はただA見つめていた
「(ｵﾛｵﾛ」
少し焦っている
「あの、その...ごめんなさい」
悠「...なんで？」
いきなりごめんなさいって...ビックリだ
「疑ったからです...」
あぁ...あれか
悠「俺の方が悪かった、疑うようなことを言ったからな」
は...い....と言う小さな返事をする、どうしたんだ？いつもテンション上がってるのに
悠「それに俺はお前を見捨てるようなことなんてない...大丈夫だ」
「！...はい」
まだ悩んでるのか...悲しい顔するとなんか納得いかないスッキリしない
悠「なんで悲しい顔をする？」
「...また...ひとりぼっちになるかと思って...」
悠「・・・」
「・・・」
ひとりぼっち...誰だってなりたくない...でも今、お前には俺がいる
悠「大丈夫だ、俺がいる」
「〜っ！////」
悠「？」
携帯を見るとAは後ろを向いていた、耳真っ赤
「そんな臭い言葉！////恥ずかしいです！////」
...何言ってるんだこいつ
「はぁあ！...ありがとうございます！(ﾆｺｯ」
悠「(ｷｭﾝｯ」
やっとお調子者のAに戻った...ちょっと顔が熱かったのはきのうせいだ
.朝.
今日は学校は休みだ
RRRRRR
「花村さんからです！」
ﾋﾟｯ
花「悠か！テレビ行こうぜ！Aも一緒にさー！」
悠「...俺は構わないが..(ﾁﾗｯ」
Aは縦に首を振る
悠「...AもOKだ」
.テレビ前.
花「よーし！集まったなー！」
千「おーす！A！」
「おーすです！千枝さん！」
昨日のテンションの差
花「Aはどうやって入るんだ？」
「ご主人が持っていれば問題ありません」
悠「...よしいくか」
「あっ！でも手を...」
俺はAの言葉が耳に入らずテレビに突っ込む
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作者名：松井柴犬 | 作成日時：2016年6月14日 23時
