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｢A！お前なァ！！ホントにマジで…お前〜！！｣
｢いつにも増して語彙力無いじゃん。どこに捨てて来たの？拾っておいで。｣
軽口を叩くAに安堵したヴィオラとレベッカ。それにムッとするルフィ。立ってる体力なんてもう残ってないAが足の裏を地面に付けてるのはルフィが支えているから。｢おれ怒ってんだぞ！！｣という声がどうしてか心地よい。
｢ミンゴの事止めててくれてありがとな！無茶しすぎだぞ！！聞いてんのか！？A！…A！！｣
感謝したり怒ったり感情が忙しない奴だな、だとか、無茶じゃなくて無謀な賭けをしただけ、だとか、反論の言葉は浮かべど、その言葉を音とするのも億劫だ。
ギャンギャン耳元で叫ぶ声に酷く安心してる。名前を呼ばれてるのがどうしようもなく嬉しい。視線を横にずらせばいつからいたのか、レベッカとヴィオラが頬を緩ませてる。そして傷の多いドフラミンゴ。刀傷は紛れもなく自分のものである。
｢ルフィ…｣
｢何だ！？｣
｢私は何に見える？｣
血を流しすぎておかしくなったかと首を傾げたルフィ。おかしな質問をして来るなんてらしくない。だが、そのおかしな質問もルフィにとっては悩む程のものではない。
｢そんなの！Aに決まってんだろーが！！｣
霞みゆく視界の中でルフィの力強い目がこちらを向いている。
｢不安なら何度だって叫んでやる！おれの仲間のAだ！がらんどうでも殺人兵器でもねェ！！お前はおれの仲間だ！！｣
フンっ、と鼻息を鳴らしてドフラミンゴを見据える。ずっと自分の中に巣食っていたものが消えていく。何だ、ただ不安だっただけじゃんか、と苦笑いを浮かべた。
｢後はおれに任せろ！！レベッカ！Aを頼む！｣
意識を手放したAを今度はレベッカが支えた。そのまま背に背負ってルフィの邪魔にならない所まで走る。
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早桃 - 最高でした、、、！話が面白すぎて一気に最後まで読んじゃいました！！夢主ちゃんは何だかんだ言っていい子なんだなど読んでいるこっちが何故か親の様な気持ちになりました笑ホントに面白かったです。これからも頑張ってください。応援してます！！ (2022年7月27日 15時) (
レス) @page23 id: 70b28d3e93 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - めっちゃ泣いたしゾロカッケェな惚れちまうよぉ！！イメージソングすごくピッタリだなと思いました！ (2022年5月9日 3時) (レス) @page23 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート(プロフ) - 煮干しさん» ありがとうございます！気に入っていただけたようで良かったです！ (2021年12月21日 4時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート(プロフ) - 納豆巻きさん» こちらこそご愛読くださり、ありがとうございます！番外編もお楽しみに！ (2021年12月21日 4時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート(プロフ) - 水無月碧音さん» ありがとうございます！この世界観を楽しんでいただけたようで嬉しい限りです！ (2021年12月21日 4時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコレート | 作成日時：2021年12月19日 11時
