こんな俺でもお前が好き。

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『ちょっとぉ！待ってぇぇぇぇぇ！』

そんな声が聞こえ振り返る。

なんでお前がいんだ？

なんで今来るんだ？

JM「さっきはごめんな。邪魔したな」

こんなこと言いたくない。

でも忘れなきゃ

こんなこといつまでもひきづってても

意味はねぇ。

『え？』

JM「お前テヒョンって奴と付き合ってんだろ？おめでと。」

いいから認めてくれ

もうお前の手を離さねぇといけねんだ。

『わたしとテヒョンくん付き合ってないよ？』

JM「は？」

『あれは、一緒に帰りたいって言われて、断っちゃったからお詫び？のハグ。』

お詫びのハグって…

JM「じゃあ…俺も…やってもらっていい？」

『へ？』

あいつの手を引っ張り

引き寄せる。


彼女の温もりは心地よくって

離したくないって思っちゃって、

あいつをギュって抱きしめれば

あいつもギュって返してくれて

これが本当のカレカノだったら

いつもハグできるのにな

なんてこと考えながら、

ただただ

あいつの

温もりに

溺れていた。

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