Story 9 ページ9
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やっぱり、永瀬先生わかりやすい。
ぶっちゃけ、優斗先生よりわかりやすい、かも。
こんなこと言ったらガチで凹みそうだから言わないけど。
「この説明でわかった?」
『はい、永瀬先生めちゃくちゃわかりやすいです』
「優斗よりも一年先輩やからな」
こうやってドヤ顔するところはちょっと子どもっぽい。
『じゃあ井上先生と同い年ですか?』
「そうそう、井上ちゃんと同じ」
『ふーん』
いいなぁ、私も優斗先生か永瀬先生と同い年に生まれたかった。
「聞いといて興味無いやん(笑)」
『へえ!すごい!……ってならないじゃないですか』
雑談を続けながらもホワイトボードを黒で埋めていく永瀬先生。
「……で、これが答えになるんやけど」
『…なるほど』
ありがとうございました、と頭を下げ、永瀬先生と一緒に教室を出たところで、優斗先生と対面。
「あれ、」
『あ!優斗先生!』
「今日授業入ってたっけ?講習?」
Aちゃんの授業ほぼ俺に入ってるよね?と首を傾げる。
面談で塾長に優斗先生がいいです!って言ったもん。
『休みなんで、自習しに来ました!』
「へえ、エラいじゃん」
優斗先生に褒められて、思わず頬が緩む。
優斗先生と話していると、片付けが終わった永瀬先生が後ろからひょいっと顔を出した。
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六ノ神(プロフ) - うわぁぁぁ!!!めっちゃ最高でした!これからも頑張って下さい!!! (2019年4月8日 14時) (レス) id: b1e03a8962 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - 廉しょり@爆発物処理班さん» ありがとうございます……!全然気づかなかったです(笑)ご報告ありがとうございます!直します……! (2019年4月6日 21時) (レス) id: d4006318a9 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - moeさん» ありがとうございます!話の繋がり的に龍我くんの先生は既にさくまくんがGETしてるので難しそうです、、ごめんなさい、、 (2019年4月6日 21時) (レス) id: d4006318a9 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり@爆発物処理班 - 完結おめでとうございます。そして、お疲れ様でした!ただ…おでこが、おこでになっちゃってます。これからも応援しています、頑張ってください! (2019年4月6日 14時) (レス) id: 0a53d9968d (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - 5番ブースの恋から読んでいました。前作、今作共にとても面白かったです!もし次回作があるなら、龍我くんをお願いします……(小声) (2019年4月5日 15時) (レス) id: 38913bce1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時:2019年3月25日 8時