038：境遇、遭遇 ページ20
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2日後。
9人の中でも怪我が軽かったラウールはある程度回復し、まだ体力は完全には回復していないもののある人物のところへ向かっていた。
ルトワール王国内で罪の重い者たちがいる、王国最大にして最重要のサフィート牢獄だ。
家族の面会は禁止されており、手紙は半年に一通までで書けるのは指定の便箋一枚、更に指定の封筒に入れなければならなく、加えて検閲官による厳しい検閲が行われるほど厳重である。
受付で身分証を提示してボディーチェックを受け、看守と共にその人物がいる地下一階の独房へ行く。
独房とは言いつつ、実際のところはほぼ“檻”だ。冷たい鉄製の柵、床、椅子、トイレ、そして申し分程度の寝具。それだけの危険人物がここにはいる。
尤も、最危険というだけで他はもう少し人間扱いしているが。
『面会は30分のみです。時間厳守でお願い致します』
ru「はい」
その人物がいる独房へ繋がる最後の扉を開けてもらう。ここからは一人だ。
これは受刑者のプライバシーではなく面会者のプライバシーを守るため、らしい。
ms「君が一人で来るなんて意外だね」
ru「そうですか？」
ms「君の周囲の人間はみんな君に過保護そうだから」
ru「実際過保護ですけど…それに甘えたくないんで」
そう、ここにいるのは増田だ。
意外にも普通に話せている自分に、ラウールは少し驚いていた。
まあ、増田の魔法石は既に国によって回収され厳重に保管されているため、今はなにも能力は使えない状態。特に怖いものもない、と言えるだろう。多分。
ru「怪我は」
ms「ふっ、俺の心配してくれてるの？随分と優しいね」
ru「なんとなく」
ms「昔死にかけた時と比べたら軽傷だよ。ありがとう」
服で隠れているところは見えないが、昔のものから最近のもの、恐らく先日ついたものまで痛々しい怪我の跡が見える。痛々しい、なんて敵国の人間に思うものではない気がするが、何故だか増田には感じてしまう。
傷跡に気を取られていたラウールを見た増田がクスッと笑いながら、目的忘れてない？と訊いた。そうでした、と若干不貞腐れながら話を始めた。
今日のJewelryメンバー
木村拓哉
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みんみん - 嵐出してくれたの嬉しすぎます！！！これからも陰ながら応援しています！！頑張ってください！！！ (12月9日 17時) (
レス) @page26 id: 559ab8eebe (このIDを非表示/違反報告)
kototo - お久しぶりです！まずは大学合格おめでとうございます！作者様の最初の担当は松潤でしたか、私は櫻井くんでした！学歴が全てじゃない。凄く納得しました。作者様が将来やりたいことができるよう、陰ながら応援させていただきます！📣これからも頑張ってください！ (11月20日 7時) (レス) id: 6641c68fac (このIDを非表示/違反報告)
fuotomi(機種変更しました)(プロフ) - こんにちは｡試験頑張ってください｡ちなみに私もAぇgroupでは末澤くんを応援しています(SnowManでは阿部くん)。私もここでSnowManメインの小説を書いてますが末澤くんも後半のキーパーソン的な立ち位置で出てきています。 (9月15日 0時) (レス) @page13 id: 293df9bf4e (このIDを非表示/違反報告)
kototo - わぁ！もう受験がやばい時期ですね！末澤くん推しですか！私Aぇ！groupなら福本大晴くんが好きです！やべー会のやつら、、😆テンション壊れますよね！あいt..おっと話すぎました。これからも更新、何より受験頑張ってください！応援しております！📣 (9月14日 7時) (レス) @page13 id: 6641c68fac (このIDを非表示/違反報告)
さっちい(プロフ) - kototoさん» 再びコメントありがとうございます！帰ってきましたぁ(滝涙)そして短髪になってました(大歓喜)キャッキャしながら観てました！期末テスト過去一出ました！これはきっと｢早く書けーーー！｣という彼らからの圧もある…(？)これからも頑張ります！ありがとうございます！ (7月31日 21時) (レス) id: 7eebc34978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちい | 作成日時：2023年4月25日 21時
