51話 良さの時間 ページ5
すると、雛瀬さんは
私の目を見て不思議そうに言う
雛瀬「だけど、よくそこまで……」
貴女「…………何となく、何となくそんな感じがしたんです
自分の事を言われても別にいい、ですが
自分の事を好きだと言ってくれるファンの悪口
悲しく傷つく気持ち…………そんなの見たら、許せません」
雛瀬「…………転校生、さん」
そして、私は雛瀬さんの目を見つめながら
自分が思ったことを口に出して言う
貴女「私は雛瀬さんの顔や声、全部好きです」
雛瀬「っっ！」
そう言うと、雛瀬さんはビックリしていたが
私は構わず言葉を続ける
貴女「と言うか、ちぐはぐだからなんですか？
そもそも、雛瀬碧鳥さんは“声優”です
声優というのは映像作品や音声作品に
“声”を“出演する”職業、つまりは声が主の職業であり
“顔”を“出演する”職業ではありません」
雛瀬「えっ、えっと……転校生さん？」
貴女「確かに『エメ☆カレ』というユニットは
“夢の世界に誘うアイドル声優”です
だからと言って何です？顔と声が合ってないって
雛瀬さんの悪口書くのなら、これから
雛瀬さんを見ず聞かなくなればいいのでは？」
雛瀬「あの、て、転校生さんっ！落ち着いてっ…」
貴女「雛瀬さんの良さが分からないんなんて……
まぁ別にいいです。私が分かりますので」
貴女「雛瀬さんは本当に優しい方なのに……っ！
あ、すみません、ついカーっとなってしまって
って……………………あの、雛瀬さん？？」
雛瀬「っ〜〜〜〜〜〜！！！」
つい熱くなってしまっていた事に気付き
私は雛瀬さんに謝ろうとしていたのだが
見てみるも雛瀬さんは何やら資料で顔を隠して
何故か、彼の耳は赤くなっていた
どうしたのだろうと心配していると
聞き覚えのある声が後ろから聞こえる
見明「はははっ、いやー、すまないけど転校生ちゃん
ヒナをべた褒めするのやめてもらっていい？
ヒナ、完全にショートしてるから」
小野屋「……」
貴女「あ、あれ…？見明先輩に小野屋さん？」
後ろを振り向くと、見明先輩と小野屋さんの姿があった
雛瀬さんはパッと赤くなった顔をあげて二人に言う
雛瀬「も、もう！ついてきてたのに何で止めなかったの！」
小野屋『バレてた』
見明「ごめんって、面白そうだから見てたくって」
貴女「？」
これは一体……？
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リサ(プロフ) - 更新お願いします！！ (2020年10月3日 7時) (
レス) id: 004c20ee37 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈ひまり(プロフ) - もう更新はしないのでしょうか？ (2020年5月1日 23時) (レス) id: d23a242a1b (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - リサさん» おおおおぉおお！！？そう言うってもらえて嬉しいですニャ！！！ありがとうございます！！！！！！！！ (2020年3月30日 9時) (レス) id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - どちらも拝見しましたぁぁ！！本当にかわいいです！！黒髪も似合いますねっ！！ますます夢主ちゃん好きになりましたっ！！ (2020年3月30日 2時) (レス) id: fdbd99dd8d (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - リサさん» 後から付け足したのですが、髪を結んでる夢主ちゃんバージョン・変装バージョンも載せたのでもし良かったら見てみてくださいニャあ！！！！！ (2020年3月30日 1時) (レス) id: bf47e4e2e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherrycat | 作成日時：2019年8月18日 19時
