検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:12,722 hit

ページ23

.



「あ、ごめんなさい。急に名前で呼んじゃって。
 ママ友ができたのが嬉しいみたいで、
 姉貴が家でAちゃんって連呼してるから
 つい……」



私が1人葛藤していると、
名前呼びを嫌がったと思ったのか
山田さんに謝られてしまった。



何度目だろうか、謝らせてしまうのは。
本当に考え込んで黙ってしまう癖、やめないと。










それに。
名前で呼ばれて……嫌なわけ、ないじゃない。










「じゃ、同い年らしいし、Aちゃんって
 呼んでもいっすか?」



名前呼びが嫌ではないことを伝えると
電話越しから少し明るい声が聞こえた。



「よっしゃ!
 じゃあ俺のことも下の名前で呼んでよ」





敬語が砕けていって、自然とタメ口になった彼と
私の距離は、ぐーんっと縮まっていった。





「じゃあ、涼介くんって呼ぶね」



「……っうん、嬉しい」










.










トマトレシピ、嘘だよーん。
えっへへ、ごめんね。










涼介くんとの電話も終わり、
仕事再開の前に、もらった伊野尾さんの
連絡先に、メッセージを送っておいて。




定時を過ぎた頃、仕事終わりにアプリを開くと
衝撃的なメッセージが送られてきていた。










嘘? じゃあなんのための連絡先だよ
間違えているし!



あの人、本当によく分からない……。





.

▽ホットカフェラテ→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
142人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 有岡大貴,伊野尾慧   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めもり | 作成日時:2021年11月21日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。