いざ参らん ページ4
いよいよAの家に挨拶に来た
『……亮平君…大丈夫…？』
ビシッとスーツを着て玄関の前に立ち数分が経った
亮平「ヤバい…かも…(苦笑)」
『何度も来てるんだから大丈夫でしょ？(笑)』
亮平「いやいや!!それとこれとは違『ただいまぁ!!』……うそぉ…(泣)」
A母「Aおかえり、亮平君もいらっしゃい」
Aのお母さんがにこやかに出迎えてくれた
亮平「ご無沙汰しています。」ﾍﾟｺｯ
『ただいま〜お父さんは？』
母「リビングにいるわよ♪さ、亮平君上がって！」
亮平「お、お邪魔します」
ぎこち無く挨拶をしリビングに行くとお父さんは既に座っていて
『お父さん、ただいま。亮平君来てくれたよ』
A父「ん？ああ。久しぶり、亮平君」
亮平「ご無沙汰しています。」
父「まぁ、座って。」
改めてご両親と向かいあわせに座る
お父さんは何処か険しく、お母さんは優しく微笑んでいた
亮平「本日はAさんとの結婚をお許しいただきたく、お伺いしました。 先日私からプロポーズをしまして、Aさん本人から了解をいだきました。 未熟な私ではありますが、Aさんと協力し合って、温かい家庭を築いていきたいと思っています。 どうか私たちの結婚をお許し下さい。 お願いいたします。」
『お願いします』
2人で頭を下げる
するとお父さんは小さい声で
父「ダメだ……」
亮平「……えっ…?!」
父「……なんて言うと思った？(笑)亮平君のその言葉を待ってた」
お父さんはにこやかに微笑み
亮平「……じゃあ」
父「ふつつかな娘ですが…よろしくお願いします。」
亮平「!?……はいｯ!!必ず幸せにします!!」
母「A、おめでとう」
『ありがとう♪』
父「この5年間、亮平君の活躍は見ていたよ。あの日…結婚させて欲しいって言ってきた日からこの日が来るのが待ち遠しかった」
『えっ…?!亮平君そんなこと言ってたの？』
亮平「う、うん…実は(苦笑)5年もかかってしまって……ご挨拶遅くなり申し訳ありません。」
母「でも亮平君、会社の人達は大丈夫なの？」
亮平「あ、はい！社長やメンバーも快く祝福してくれました。それで話し合いをしまして、婚約を公表しようと思います。」
父「?!そんなことして大丈夫？」
亮平「はい、この10年Aさんには辛い思いばかりさせてしまいました…もう我慢して欲しくないんです。僕やメンバーが必ず護りますから…安心して下さい」
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ゆりっぺ(プロフ) - 初めましてさん» たくさん読んで頂いてありがとうございます😊そう言って頂けて嬉しいです♡これからもよろしくお願いします🙏 (5月22日 20時) (
レス) id: 0161ca5c4f (このIDを非表示/違反報告)
初めまして - 3周目です！回想部分や書き方が好きで読み込んでいます。応援しております！ (5月21日 21時) (レス) @page48 id: 271eeff448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりっぺ | 作成日時：2021年12月2日 0時
