甘くて苦い恋の味２ (ページ9)

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亮「初めて遊とあの手紙見た時すげーショックだった。俺と遊は産まれてきちゃ行けなかったんじゃないかって…遊はそのせいで引きこもりになっちまうし」

手を繋ぎ歩きながら話を聞き

『遊が…以外…』

亮「まぁ、それからは2人でこっそり色んな事調べて…やっと見つけたと思ったんだけどな…また振り出しだ、あーあ…どこにいるんだろうな…俺らの父親は…」

『亮…』

私は亮の手をギュッと握りしめ自宅へと戻った

━━━━その頃光希達は

光「遊や亮にはあたし達がいる家族がいるじゃない！みんな2人の事愛してる！
それでいいじゃない…！」

遊「ホント思ってる事全部隠さないで表にだして…俺と違って素直で純粋で何にでも一生懸命で……だから、好きなんだ」

光「…………ホント……？」

遊「前にも言ったじゃん、保健室でキスしたのは好きだからって…お前怒って信じてなかったけど」

光「あ、…あたしも遊が好き…！////」

遊「……バーカ、ムードにのまれて適当な事言うなよな」

光「適当じゃない…！あたしが恋してるのは……悔しいくらいドキドキさせられるのは…遊だけなんだから…！…////」

遊はゆっくり近づき優しく唇を撫でた

遊「唇が青ざめてる…すっかり冷えちまって俺のせいだな…ごめんな」

夕日が照らす中2人は見つめ合い…そして…初めてキスをした

高校2年の春の事だった