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亮「お疲れ様でーす…」
マネージャーの車から降り家の近くのコンビニに寄り酒と適当なつまみを買って家に帰る
シャワーを浴び冷えたビールを開けマンションから見える夜景をひたすら眺めているそんな毎日だ
モデルから入って目まぐるしく日常が変わっていった
人気のテレビシリーズにも出て気軽に外も歩けなくなった
数年前までは毎日何となく生活してたけど凄く楽しかった
でも今は充実してるはずなのに全然楽しくない
何でか分かる…Aが…隣にいないからだ
俺はAの喜んだ顔を見たかったんだ
雑誌に載れば何冊も本を買ってくれてたし、広告に出ればすぐ写真撮ってたっけ…
もう3年…今どこで何してんだろうな
別の誰かと付き合ってんのかな…
俺は…A以外考えられない
いつものように仕事帰りにコンビニに寄った時
大「随分活躍されてるみたいで…」
亮「そりゃあどうも」
中川大志が目の前に立っていた
軽い返事だけをし横を通り過ぎようとした時
大「Aさんに会いたくないですか?」
俺は足を止め振り返った
亮「…何で…」
大「明後日、Aさんと会います。良ければ一緒にどうですか?光希さんもいますけど」
亮「…」
俺は3年振りにAに会うことになった
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作者名:ゆりっぺ | 作成日時:2019年10月5日 19時