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亮が自宅へと戻ったのは、それから1週間後の事だった…
亮「…!?何だよ…これｯ!!」
亮は震えながら手紙を開いた
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亮へ
撮影お疲れ様！亮がこの手紙を見ている頃には私はそこにいないです。
突然の事でびっくりさせてごめんね
隠してもしょうがないから正直に言うね！
もう亮とは付き合えません。
初めて亮が雑誌の表紙になった時は本当に嬉しかったし、雑誌何冊も買ったよ
街で亮の事話してる子とか見るとこの人私の彼氏です！って自慢したかったな(笑)
でも…段々亮の仕事が増えてきて会える時間も減って…疲れちゃったんだ
すれ違ってばかりの時間も、亮に綺麗な彼女でも出来たらなんて考えてしまう事も…
絶対平気って思ってたんだけど、ダメだったみたい
ワガママな私を許して下さい。
亮と過ごした3年は忘れられない思い出です
初めて会ったレストラン、初めて買ってもらったワンピース、初めてキスした階段、初めて1つになったクリスマス、初めての指輪どれも私の宝物だよ
ありがとう
これからの亮の活躍テレビでちゃんと見てるから、身体には気をつけて頑張ってね
そしてどうか他の人と幸せになって下さい
さよなら、元気でね
亮の1番のファン Aより
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亮「ふざけんな…何が…ｯ…1番のファンだよ…!!勝手に決めやがって…ｸﾞｽﾞｯ…お前がいないのに頑張れるわけねぇーだろｯ!!A!!」
亮は手紙を握りながら暫く泣き崩れた
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作者名：ゆりっぺ | 作成日時：2019年10月5日 19時
