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亮と大志は中庭にやってきた
大「松浦亮さん…ですよね？有名なので知ってます。そんな先輩が僕に何の用ですか？」
亮「単刀直入に聞く。昨日…お前Aといたか？」
大志は一瞬固まるが直ぐに微笑み
大「えぇ、A先輩といましたよ、生徒会の仕事がありましたから」
亮「Aに何した…」
大「何って…仕事しかしてない…」
ｸﾞｨｯ…ﾀﾞﾝｯ…!!
亮は大志の襟を掴みかかり壁に叩きつけた
亮「ウソつくな…じゃあ何でAの身体からお前の匂いがすんだよｯ！」
大「痛いな…ちょっと抱きしめただけですよ」
亮「……は…？」
大志は亮の手を振り払いポケットから指輪を取りだし
大「これ…見覚えあるでしょ？」
亮「…それｯ…何でお前がｯ…」
大「もういらないから捨てて欲しいって頼まれたんですけど…一応報告しとこうかなと思って…」
亮「………」
-------あたしは亮の彼女！だから大丈夫、亮の事大好きだし愛してる！
-------な、何にもないよ！ちょっと疲れただけ♪
大「僕が捨てるのも申し訳ないので、ご自身でどうぞ」
大志は亮に指輪を返す
亮「………そういう事か…(苦笑)」
大「何がですか…」
亮「お前、Aに言ったんだろ。好きだって…」
大「!?…」
亮「けど断られたか、相手にして貰えなくて腹いせにこれか…お前ちいせぇな」
大「ｯ…お前に何が分かる!!!?」
大志は亮に掴みかかった
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作者名：ゆりっぺ | 作成日時：2019年10月5日 19時
