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ー末澤ー
今回マネージャーからAがあの曲をやると聞いた時ほんとに驚いた
すごく大切な曲やって言うてたから
この曲だけは出来んって言ってたあの顔が忘れられんくて、なかなかやろうとは言い出せなかった曲
多分西村と風雅がゆったんだと思うけど、
今回ばっかりは2人に感謝でしかない
福「なぁ！俺もあそこ行きたいわ、行ってもええ？」
晶「ずるい！俺も行く！」
小「いや、普通に考えてあかんやろ」
晶「こーゆー時だけは冷静なんよな〜小島くん」
小「なんやねんっ！」
末「…リチャお姫様迎えに行くで」
リ「センステから出るんやったらOKやて」
福「許可取りはや！もしかして知ってた？」
末「さぁ」
福「うぅわぁ、絶対知ってたやつやん」
小「じゃあ、俺ら行ってくるから正門はお留守番や」
正「はぁ！？ずる！」
リ「ちょっとなら、繋いどけるらしいから正門も行くか？ほんま2〜3分やからその間に移動してすぐってなっちゃうけど」
正「行く以外の選択しないですよ！」
福「ほな、俺が一番乗りやぁ！！」
大晴が走り出してそれにつられてみんな走ってセンステに向かった
狭い通路を大男たちがが全速力で進んでいく姿が面白くてマネージャーにカメラに収めてもらった
この写真は後でブログやな〜
きゃぁぁぁぁぁぁあ_____
登場する予定のなかった俺ら6人がセンステから登場すれば、会場のボルテージは最高潮で
その空気に気づいたAがちらっとこっちを振り向いて、笑った
そして、再び永瀬たちの方を向きマイクを通さず何かを叫んだ
俺らには聞こえへんけど、近くの席の子達から悲鳴が聞こえたから4人に向けてなにか言ったんやってことはわかった
末「A!!はよ来い！」
たまらずAを呼べば再びこっちを向き
全速力で走ってきて俺に飛びついた
「せーや！」
末「何叫んでたん？」
きゃぁぁぁぁぁぁあ___
Aがそっと耳打ちすれば会場から悲鳴があがる
多分さっき叫んだ言葉とは違う言葉
俺にしか聞こえてないその言葉には
どんな意味があるんやろうか
『離さんといてや』
今だけは都合のいい言葉のままでいて
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作者名：ひょ | 作成日時：2023年3月8日 1時
