10.モブになる ページ16
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しらぶんぶん先輩って呼んだらめっちゃ喜んでた
『なんで運命って思ったんですか。』
白布「は？！覚えてねぇのかよ！」
『あ、はい。』
川西「塩すぎる対応。」
隣からイケメンのお方が毎回ツっこんでくれてる
あったけぇ、白鳥沢あったけぇ
白布「俺が小6のとき___
*
白布side
迷った、完全に迷子った
母さんから言われて、烏野の近くの坂の下ってゆー店で買い物をしたまではよかった
帰りに珍しい蝶を見つけて追いかけてたら知らないとこに来てたなんて口が裂けても言えない
いやこれ終わった
とりあえずスマホだスマホ、Goo○le先生しか勝たん
『おいおい神様の悪戯か…？』
充電が切れてて思わずそう言ってしまう
はぁ…恥だけど誰かに道を聞くしかねぇ
白鳥沢学園どこかわかりますかって聞いてそこまで行けば家に帰れるだろ
『……はぁ。』
駄目だ、俺にはそんな勇気がない
なんとなく来た道を戻ろうとした
『は？』
思わず声に出してしまうほど美少女が俺の横を通った
艶のある茶色いセミロングヘアを揺らし、華奢な体に春らしいワンピースを着ていた
真っ白の肌にくりっとした瞳、これが一目惚れって言うんだろーな
『あっあの…。』
「？はい。」
『白鳥沢学園ってここからどこですか？』
気づいたら声をかけていた
「…ヘイSi○i！！！白鳥沢学園どこ！」
"すみません、よくわかりません"
「ごめんわかんないから一緒に探そ。」
『えっちょっ！』
急にSir○に聞いたかと思ったらスマホぶん投げちゃったよこの子
聞く子間違えたかな
「あっそだ、私AA！小5！君は？」
『白布賢二郎、小6。』
「年上じゃん！まいっか！よろ！」
Aは俺の手を取ってニカッと眩しい笑顔でそう言った
『好き。』
「ん？！」
『あ、いや、なんでも。』
「お、おう。おっす。
わかったぜ。」
一緒に歩いてたら着いた
「じゃあね。また。」
『ん、ありがと。』
"また"
違和感を感じなかったのは、きっとわかっていたからだと思う
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ヒスイ - ギャグサイコー (3月12日 14時) (
レス) @page28 id: 4672ab2f8a (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ギャグ要素が多すぎて腹筋が壊れる笑 (8月25日 15時) (レス) @page34 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
玲 - とても面白いです!更新遅くてもいいので，頑張ってください！応援してます! (8月1日 20時) (レス) @page6 id: ca32a45a79 (このIDを非表示/違反報告)
rinoyumi(プロフ) - くっ ストーリーが神すぎて禿げそう (2022年11月25日 0時) (レス) @page34 id: 7c6cc1679e (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 山田ぁぁぁ！めっちゃタイプ！！ (2022年11月4日 21時) (レス) @page34 id: 6d662b51af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くせらや | 作成日時：2021年11月15日 14時
