目黒の日 ページ36
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目黒side
デビューしたての時はSnowManとSixTONESで一緒の仕事も多かったけど、デビュー2年目を迎えて少しずつ２組での仕事は減って、グループ単体やピンでのお仕事が増え始めた。
そんな時に、すっごく久々にやってきたSnowManとSixTONESのお仕事。
ボケ倒すSixTONESの皆さんに圧倒されながらもなんとか収録を終えて、次の収録に向かうためにテレビ局の廊下を歩く。
コツコツ響くヒールの音に目を遣ると、向かい側から歩いてきてるのは女優の白雪Aさん。
きっと、ジェシーくんを迎えに楽屋に行ってるんだろうな。
デビュー作の『ひるなかの流星』を見てからずっとファンで、テレビ局で見かけては話しかけようと思いながら勇気が出ず。
何かのきっかけで共演とか、うまくいってお付き合いとか…なんて夢を抱いてたのに、ジェシーくんと交際発表をしたときなんて手の届かない人って知りながらもちょっとショックを受けたりして。
『お疲れ様です。SnowManの目黒さんですよね？
ジェシーがいつもお世話になってます。』
きっちり歩みを止めて、俺の方に向き直ると、ふんわりした笑顔なのにきっちりとしたお辞儀。
そう言えば、このひとずっと剣道やってたんだっけ。
「えっ、俺の名前知ってくださってるんですか！
SnowManの目黒蓮です！
ジェシーくんとは仲良くしていただいてますし、むしろ、俺の方がお世話になってます。」
憧れの子が、俺のことを知ってくれてたってだけで嬉しくって、柄にもなく跳ねる心臓。
口から心臓が飛び出しちゃいそうなくらいに高鳴る鼓動は治ることを知らない。
「お、目黒じゃん。収録おつかれ。
え？二人とも知り合いだっけ？」
『ううん、初めて。
ジェシーがお世話なってます、ってお話ししてたの。』
俺の浮かれた心を勘づいたのか、すぐにやって来たジェシーくん。
サッと俺とAさんの間に立つと、Aさんを自分の身体に隠す。
「目黒の目がキラキラしてた！
ダメだよ？Aは俺のだから。」
『ちょっと、少しお話ししてただけでしょー？』
「ダメなもんはだーめー！！」
「…すっごい魅力的な人ですけどね。
先輩の彼女さんに手ェ出すほど弁えてない男じゃないですよ。」
「だって何があるか分かんないじゃない？
どこかで運命が変わっちゃったりとかさ！」
「ジェシーくん、案外ロマンチストっすよね。」
→
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まるちゃん(プロフ) - りょうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！Twitterの方にもお二人のお話たくさんありますのでぜひ遊びに来てくださいね(*´꒳`*) (2023年3月1日 10時) (
レス) id: b0a219297e (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 末ズ担なので森本さんの作品に続きこちらも一気読みしちゃいました…！素敵なお話ありがとうございます！！すっかりまるちゃん様のファンです！何度も読み返します(*^^*) (2023年3月1日 2時) (レス) @page50 id: 57a859145d (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - まぐろさん» コメントに気づかず、申し訳ありません！目黒さんの方にも幸せになって欲しい！ってコメントくださってましたもんね(*´꒳`*)こちらでは、存分に幸せになっていただきました！♡ (2022年1月7日 22時) (レス) id: b435b572fa (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - ジェシーが幸せそうで嬉しいくなりました！何回も読み直すほど大好きです！ (2021年12月18日 22時) (レス) id: 413233b421 (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - maru05032さん» 嬉しいコメントをありがとうございます♪どちらが先に出せるかはわかりませんが、楽しみにお待ちくださいね(*´꒳`*) (2021年10月10日 11時) (レス) id: b435b572fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるちゃん
| 作成日時：2021年9月22日 19時
